おとな女子:旅の効能アゲイン③外国語を話すと顔が変わる?
医学的な観点から、外国語を話すメリットに『表情筋が鍛えられる』というものがあるそうです。表情筋の中でも特に、咬筋の深部にあるコロノイド筋(顎を動かす筋肉群のひとつ)という小さな筋肉は、最近の研究に於いて『顔全体のバランスに影響を及ぼす重要な役割』であることが判ってきているとか。
この聞きなれない名前のコロノイド筋というものは、スイス:バーゼル大学のジルヴィア・メゼイ博士が率いるチームが、なんと2021年12月に発見したことを発表したばかり。私たち人間の身体にはまだまだ未知の分野があることが明らかとなった研究発表でもあり、医学&サイエンス業界を筆頭に大きな衝撃ニュースとなりました。
コロノイド筋の使用率が高い言語は欧州に多いらしく、中でもドイツ語とデンマーク語が抜きんでているとのエビデンスがあるそうです。日本語に於けるコロノイド筋使用率を20%とすると、ドイツ語とデンマーク語では80%!以前から、日本語は表情筋をあまり使わない言語だとは判明していたものの、ここまで差があるとは日本の医学界でも驚きの結果だったそうです。これが海外の人から見ると日本人がのっぺりした顔に見え、『無表情』や『能面顔』と揶揄される一因なのかもしれませんね。
ということは、例えばDNAが100%日本人であっても、幼少期からドイツ語など表情筋を沢山使う言葉を話していたら、成人した際には今の日本人とはちょっと見た目が異なって来るのかも?今現在、複数の言語を話せる日本人もかなり多くなってきているので、50年後、100年後の日本人の顔のイメージって、だいぶ違ってくるのかもしれませんね。
コロノイド筋は、顎の位置を調整する重要な筋肉。この筋肉が過度に緊張していたり、弱かったりすることが、顔の歪みを引き起こし、顔全体のバランスに影響を及ぼすとのこと。TravellinGorgeous®世代のおとな女子にとっては、顔のたるみを左右する筋肉ということです。旅に出て外国語を話す機会が多くなれば(出なくても機会を作れば)、コロノイド筋を鍛えることも出来るという訳ですよ。旅の効能って、こんなところにもあるんですねー。間接的であれ、旅行観光業界ではないところから、こんな風に旅に出るメリットが発表されることは、今後まだまだ続くかもしれません。楽しみじゃないですか?まぁ、取り敢えず、旅に出ましょうか!