初めての海外でカンボジアへボランティアに行った男の話(序章)
はじめまして、ハッちゃんと申します。
このnoteでは、私の日々の生活やこれまで体験したことについていろいろ書いていこうと思います。私は特に小説家でも、文筆を生業にしているものでなく、平凡な一般人になりますので、文章が拙い部分もあるかと思います。申し訳ありません。このnoteでは私の日記のような形で定期的に更新していこうと思います。いろいろ読んでくださり「いいね!」や感想をいただけると嬉しいです。
自己紹介
初めての記事なので私のことを書きます。
スペックは以下の通りの人間です。
・三十代後半 男性 既婚
・九州出身で現在は福岡に在住
土日は福岡の盛り場に飲みに行ったり、趣味の筋トレをして過ごしております。あと、嫁が猫好きなので、近所の野良猫の集会によく参加しております。noteを書こうと思ったきっかけみたいなのは特にないのですが、もともと文章を書くのは好きですし、日々過ぎていく出来事について、文章化、言語化することで、振り返る瞬間が欲しかったのかなと個人的には思います。これまで、その機会、環境がなかったのですが、最近中古でMacbookAirを購入しまして。そのPCに慣れる意味でいろいろやってみたかったというところです。
さて、何を書こうか。それが問題だ。
日記のようなもの。とは定義付けしているこのnoteですが、人に見られると考えると書くことを悩んでしまいます。これまでの人生で劇的なことであるとか、死にかけたこと・・・などドラマチックなことがあったかと言えば特にありません。平凡、平均的な人生を送ってきました。これまでの人生の出来事や過去の写真を見返してみたのですが、特段思い至りません。普通の人の人生ってこういうものなんです。
noteを書こう→何の記事を書こうか・・・という思考を数日間繰り返してきました。土日、野良猫の集会に参加し、「はっちゃん」と言われる、近所に住んでいる方々に愛されているハチワレ猫(その地域のボス猫)を撫でている時、風呂に入っている時、仕事をしている時、何か書けることがないか、ずっと考えていました。もう苦行ですね。こうなると。
そんな中、ふと何気なくネットニュースをみていると、以下のような記事がでていました。カンボジアのアンコールワットでの出来事を綴ったニュースです。
単純にどういうことなんだろう?というニュース自体への興味と、「カンボジアかぁ・・・」と思ったと同時に、私の中で「はっ!」と記憶が蘇ってきたのでした。
「そういえば、私はカンボジアにいったことがある・・・!初めての海外旅行で・・・!」
そうです。私は初めての海外旅行がカンボジアだったのです。私はそのことをすっかり忘れてしまっていました。
それは、もう10年以上前の話になります。
海外へ行ってみたかった
私は20代中旬まで海外にいったことがなく、すこし、それがコンプレックスのようなものだったのです。というのも、私の会社の同期にはすごい方が多くて、学生時代にインド旅行をした、バックパッカーで東南アジアを巡った。など旅行好きのメンバーが多数揃っており、その方々は会社員になってからも国外を旅している強者たちなのでした。それまで海外旅行に興味がなかった自分ですが、そのような人たちがいる環境に身を置くと、不思議といままで感じもしなかった海外への興味や焦りの感情が押し寄せてくるのを感じていました。当時は海外旅行を多数経験している彼らがすごく大人に見えて、海外旅行を経験していない自分はなんてちっぽけな存在なのだと感じるようになってしまったのです。そうなると解決方法は「海外に行く」ということしかありません。人生の経験として、私が大人になるためにその行動を起こす必要がありました。でもどこへ行けばよいのか・・・。まったく知識はありませんでした。あと当時はお金もなくて、海外でも行ける範囲は限られていました。そんな中、その状況を見かねた友人がある旅行に行くことを誘ってくれました。
ボランティア旅行
それはボランティア旅行といって、格安で海外に行ける代わりに現地でボランティア活動をしなければならないという旅行パッケージでした。旅行代金が通常の半分くらいになるとのこと。当時お金のなかった私は、すぐにその話に飛びつきました。普通の旅行ではなくボランティアという独自の経験もできるし、その上で観光もできる。一石二鳥とはこのことだと感じました。
「事前説明会があるから来なよ」
そう言われた私は、旅行のお申し込み前の事前説明会に参加しました。新宿西口の駅を降りて歩くこと数分。某旅行代理店のビルの3階だったと思います。貸会議室のような一室に通されて複数の椅子が円状に並べられていました。すでに数十名の方が椅子に座っており、私は空いている椅子に座りました。説明会の内容は覚えていないのですが、ボランティア旅行の概要と過去の旅行の事例紹介のようなものだったと思います。そして最後に今回募集している旅行の具体的な話が始まりました。
究極の選択。カンボジアかアフリカか。
「さて、今回募集しているのは以下の2旅行になります。
①カンボジアで遺跡発掘をお手伝いするツアー
②アフリカで現地原住民と交流するツアー
いずれも現地にてボランティア活動をしてもらいつつ、観光もできるプランとなっております。ご検討くださいっ!」
ご検討くださいじゃねぇよ。というかアフリカっていう選択肢ないだろ。
「初めての海外旅行でアフリカ原住民と触れ合う」という後世ネタにできる旅行をとるか、無難に?カンボジアにするか。これが人生のターニングポイントだと感じました。
・・・すみません、なにも面白くないのですが、秒でカンボジアにしました。
こうして・・・初めての海外旅行はカンボジアのボランティア旅行に行くことになりました。
おわりに
こうして、私の初めての海外旅行が決まったのでした。
これからはカンボジアでの出来事を当時撮影した写真を踏まえていろいろご紹介していきます。旅行だけでなく、日々の生活のことも書いていこうかと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
最後に先行して旅行の写真を掲載しておきます