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【デート飯】人生最高の鰻を求めて、東京中の鰻屋を巡った話
デートで利用するお店ってすごく難しいのですが、面倒くさがりの私は、デートのお店やコースを固定化し、ひたすらそれを繰り返す。という修羅の道を言っていました。固定化するメリットとしては、
・よく慣れたコースやお店なのでイレギュラーが少ない。
・自分が好きなお店なので自分の好きという行動を「体現」できる。
→単純に自分が楽しめる。
というところでした。自分が楽しめる。というところは意識していて、正直。「デートで女性と楽しみたい1割/好きなお店で料理を楽しみたい9割」の時も何度もありました。過去の記事で以下、私がよく利用していたお店をまとめておりますのでご一読ください!お寿司など日常では使わない=非日常のデートでしか行かない。というところによく言ってました。
寿司やおしゃれ居酒屋もいいのですが、実は私、鰻が大好物でして、東京にいた際には「食べログ1位のお店から順番に東京中の鰻屋を巡る」ということもやっておりました。よく行っていた当時はコロナ禍で比較的予約も取りやすく、観光客の方もいらっしゃらなかったので行きやすかったのだと思います。そういうタイミングも相まってひたすら鰻屋を巡っていました。(鰻屋と同じくお寿司も同様に東京中のお寿司屋さんを巡っていたのですが、別の機会にそのお話をしたいと思います。)
そんな中でよく行っていたというか、個人的にナンバーワンの鰻屋を今回は紹介したいと思います。先に言ってしまうと東長崎にある「鰻家」さんです!
この鰻家さんとの出会いはふとしたきっかけでした。それは、単純に当時住んでいた家が近かった。というだけのものでした。なんか鰻屋あるなぁ〜くらいにしか思っていなくて、住んでいて5年くらいは完全にスルーしていました。よくある下町にある家族経営の鰻屋だな。そう思っていたのです。
そして、時間が流れ鰻屋巡りを開始した際に、そういえば・・・と思い出し、お店を検索してみたところ、食べログでも上位のお店であるということが判明。早速予約し来訪してみることにしたのでした。
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時間通りに入店すると、カウンターと座敷があり、さらに広めの2階席もあります。私は一階のカウンターに通されました。カウンターからは厨房が一望できます。厨房では、二世代のご家族経営なのか、先代師匠と思しきご年配の方と、若めの男性、そして先代師匠の奥さんと思われるおばあちゃんと若めの男性の奥さんと思われる女性が鎮座しています。そして、ご飯を御重に入れるだけのご老人の男性がおりました。おそらくこの男性は・・・先代師匠の右腕であり、ご飯の炊き方、入れ方を天下一品で、先代師匠から絶対的な信頼を勝ち得ているのだろう。などと、想像しなかがら鰻重を待っていると、それは現れました。
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関東風のトロフワ鰻。口に入れた瞬間とろけました。
人生で初めて、一口食べた瞬間無意識的に、
「うまっっっっっっ!」
と店中に響き渡る声がでました。
そんな漫画みたいなことが現実にあるのか・・・と自分自身の行動に驚きつつ、鰻の美味しさに感動。人生で一番の食事だと確信しました。
カウンター越しに厨房に目をやると、ご飯炊き名人おじいさんと目が合い、おじいさんが満面の笑みを浮かべていました。おじいさん・・・あんたのご飯最高だよ。一生ついていきます。
トロフワの鰻は食べれば食べるほど美味しく、
途中うますぎて泣きそうになりました。
訪問した際に、ちょうどで総合格闘技の生放送の試合をやっていました。私コナーマクレガーという選手の大ファンでして、試合をずっと楽しみにしていたのです。鰻家の予約時間と試合の時間が完全にかぶってしまっていて「まあ、お店の中で見ながら食べれば良いか」と思ってスマホで見ていたのでした。
そして・・・楽しみにしていた試合は鰻を食べた瞬間にどうでもよくなりました。私が鰻家の鰻に感動している間に、コナーはKOされていました。
こうして東京の鰻屋を巡る旅がスタートしました。一発目から最高の場所を訪れてしまったと思ったのですが、もうすこし違うお店も巡りましたので、後日記事にしていきたいと思います。
追伸・・・白焼も最高ですよ!
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