卒業式の時期ですね…
出会いがあれば別れがある…私立高校ではそろそろ卒業式シーズンに突入する。
教師として見る卒業式
卒業式は多くの人にとっては人生で3回、大学まで含めるとそれでも4回。別れと旅立ちの区切りとなる日がある。
教師になるとそれが毎年になる。しかし、自分達が3年間見てきた生徒たちが巣立つ姿は何回見ても感慨深く、3年の担任をしていなくても部活動で見ていた生徒や教科で教えていた生徒など、本当に成長したと感じる瞬間である。
この瞬間に教師のやりがいの全てが詰まっているのではないかと思うほどだ。
自分自身が迷いながらも向き合って過ごした時間と、それについて来てくれた生徒を思うと自然と涙が溢れてくる。
また、生徒たちは私たちの教育だけではなく実に様々な場面で成長をしていて、その成長は姿勢や表情、立ち振る舞いから見てとれる。そこがまた嬉しい!自分の知らないところでもどんどんと成長できるだけの力をつけていることがとても頼もしく思える。
これからも自分自身を見失わずに前へ前へ進んで行ってほしいと思う。
そして、この思いに共感してくれるような教員が一人でも多く育ちこの業界に入ってほしいと願っている。
今回は卒業ということに思いを馳せすぎてエモい気分なので、いい事だけ言って終わろうと思う。
これを読んでくれたあなたにも別れが惜しくなるような出会いがありますように。