クロライオーガゼルネ【ムーンシリーズ】
noteで課金するのが流行ってるので俺も書きます。
でも課金のさせ方調べるのだるいので無料記事です。
VGC2019は就活やってたので経験値も考察も足りないままぶっつけ本番みたいな感じだったけど、自分の考えを見直すために自分用に書いた構築記事を見直すと見た目そこそこ強そうだったので公開。
技の採用理由を細かく書いてて偉いな自分、池田エライザか?と思います。
当時を振り返ると、確かルナアーラ鉄球オーガ+ツンデツンデみたいな構築が軒並み抜けてましたね。あとはオーガゼルネトルネ、グラゼルネとかか。
カイオーガ
「おくびょう」
2/14時点で、SDだと7%、PGLだと14%のカプ・コケコがこだわりスカーフを持たせている。それらの目的が、「おいかぜ」下のひかえめカイオーガを抜くことであった場合、カプ・コケコのSは300まで伸びるため、おくびょうである必要があった。おくびょうは、ミラーやドクロッグにおびえることがなく非常に使いやすい性格であったが、ライチュウ、モロバレルによって上記のことは解決しているため、おくびょうだと火力不足でひかえめだと解決する重要な場面があれば、ひかえめも検討する。
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いじっぱりこだわりハチマキグラードンの「だんがいのつるぎ」を15/16で耐え。
「こだわりメガネ」
カイオーガを半減で受けるポケモンをゆるさないため、火力を底上げする「こだわりメガネ」。カイオーガは撃ち分けをしたい場面が少ないため、こだわり得だと考えている。そもそもこのルールでは、瞬間火力が2018よりも重要ではないと感じていて、死に出しの起点にされることを嫌い、また「フェイント」や「ちょうはつ」による「まもる」「ワイドガード」対策の兼ね合いもあり、単体にしか火力の出せないZは不採用となった。
「しおふき」
ライチュウの「ほっぺすりすり」や「おいかぜ」のおかげで上を非常に取りやすいので、相手にもっとも負荷をかけられるわざとして採用した。
「こんげんのはどう」
カイオーガは、倒されにくいがダメージは蓄積しやすいポケモンなので、「しおふき」だと置物になりそうなときは一発目から「こんげんのはどう」を押す。カイオーガに関しては、「こんげんのはどう」を当てなきゃ負けという場面はほぼないと考えていて、うまく説明しづらいがたいていそういう場合は「しおふき」やほかのみずわざでも解決していないので、命中不安だとしても範囲技を打ち分けられることを優先した。
「れいとうビーム」
相手のグラードン、イベルタル、くさタイプに対して一貫しているこおりわざの評価が非常に高いため採用した。グラゼルネには、裏にグラードンがいる場合はこのわざを押すように意識した。
「かみなり」
相手のイベルタル、カイオーガ、カプ・レヒレに対する一貫打点としてのみ採用。とはいえ、カイオーガ、カプ・レヒレに対しても「しおふき」でゴリ押すことが多く、また味方にライチュウもいるため押す機会は多くなかった。ほかの候補としては、ドクロッグに打点のある「めざめるパワー(エスパー)」や、ヌケニン対策も兼ねている「めざめるパワー(ひこう)」が挙げられる。
ゼルネアス
「おくびょう」
素の素早さでほぼすべての伝説のポケモンを抜くことができることに価値を感じたため、またミラーにおいて相手が最速であった場合に、極論勝率を0%→50%に高められるため、おくびょうである必要があった。
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最も少ない努力値で、ひかえめカイオーガの雨下「しおふき」+アマージョの「フェイント」耐え
ゼルネアスは「ジオコントロール」によってCDSは努力値効率が2倍であるため、想定するムーブに対応できる最低ラインの耐久を確保し、できるだけCを伸ばした。HやBに4-44程度振るのは、ジオコントロールを最大まで引き出せずほぼ意味がないと考えた。
「パワフルハーブ」
パーティの兼ね合いにより、ジオコントロールの起点を作りやすいと考えたため採用。
「ムーンフォース」
ゼルネアスの最大打点として採用。マジカルシャインを100%とするときのムーンフォースのダメージは158%だということを意識して押していた。
「マジカルシャイン」
ムーンフォースだと火力過多になる場合に、より相手に負荷をかけられる範囲技として採用。ムーンフォースを100%とするマジカルシャインのダメージは63%だということを意識して押していた。
「ジオコントロール」
押さなくても勝てる試合も少なくなかったが、カイオーガを選出しない場合にゼルネアスがエースにならないといけないため、採用しなければならなかった。
「まもる」
おいかぜやトリックルームのターン稼ぎのために必要不可欠な技であった。
「みがわり」
初手でゼルネアスを出す構築であれば採用すべき技の一つであると考えられる。理由は相手の初手おいかぜ展開に対してまもるだとアドバンテージをとれないからである。しかし今回は後ろから死に出しで投げることで安全にジオコントロールを押すことを目的とした構築であるため、不採用となった。
ライチュウ
「おくびょう」
カミツルギを抜きたい明確な理由があるため、最速で採用。また、ようきではない理由は、
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「きあいだま」でH244-D12ツンデツンデを15/16で一発。
おくびょうルナアーラの「ムーンライトブラスター」を確定耐え
HPが偶数であることが気になるが、環境にじめん打点が少ないため、偶数であることは問題がないと考えた。
「とつげきチョッキ」
場持ちがよくなるため採用した。場持ちが良すぎると置物になってしまうことがあるが、「きあいだま」を採用したことによりケアできているため問題がない。
「ほっぺすりすり」
S操作。
「フェイント」
高火力範囲技を通さなければ負ける構築なので、ワイドガードをケアするために採用。
「ねこだまし」
いうことがない。
「はたきおとす」
ヌケニンが辛すぎるため採用。結果的にクロバットを疲弊させてもゼルネアスを止めることができた。
「きあいだま」
カミツルギ、ツンデツンデへの打点として非常に優秀。従来であればトゲデマルの前でなにもできなかったが、トゲデマルにも役割を持つことができるようになったため、非常に有用な技だと考えている。
「ボルトチェンジ」
ライチュウのようなSの高いポケモンの「ボルトチェンジ」から繰り出すべきポケモンは、ガオガエンのような威嚇持ちか、雑に扱っても大丈夫な耐久ポケモンであるが、この構築では後ろにゼルネアス、カイオーガといったダメージを蓄積させたくないポケモンを置くことが多く、押したくない場面が多かったため不採用。
クロバット
「ようき」
最も種族値の高い数値に補正をかけると各数値の合計が最も高くなる為、またACDには補正をかけなくても望む数値は得られると考えたためようきで採用。
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いかく込み「ブレイブバード」ベースの「ファイナルダイブクラッシュ」でB4フシギバナ確定
おくびょうルナアーラのサイコショック確定耐え
おくびょうカイオーガのかみなり確定耐え
ひかえめ130族+3、S一段階低下で、すいすいルンパッパ抜き
同速帯にカプ・コケコがいるが、ライチュウとともに選出することがほとんどであるため、Sを落とすことができた。乱数を確定にすることは精神的にも良く行動保障にもつながった。
「ヒコウZ」
今回の構築では、カイオーガ、ゼルネアスともにZを持たせていないので、一般枠がZを持つことになった。無理にZを持たせなくてもよいが、クロバットのヒコウZは、苦手なモロバレル、ドクロッグ、ウルガモス、フシギバナなどを、下手したら威嚇込みで確定で持っていくことができる。クロバットは放置されがちなポケモンであるため、瞬間火力を持たせることは非常に強いと考えた。
また、Zおいかぜを押すことであいてのちょうはつやアンコールをケアすることもできるのは、すばらしい副産物であった。
「ブレイブバード」
タイプ一致飛行打点は、構築単位で苦手とするモロバレル、フシギバナ、ウルガモス、ドクロッグ、アマージョ、ルンパッパ、ヌケニンなど多くのポケモンに対して有効であったため採用。120という高威力な点も非常に評価できる。
「いかりのまえば」
命中不安な点、ゴーストタイプに効かない点、押したい対象が「ブレイブバード」であれば半分以上入るケースの多さを考えて不採用。また、トリックルームもちの鋼タイプにはそもそも選出しないことが多い。
「クロスポイズン」
威力の低さ、モロバレルやフシギバナに有効ではないことを考慮して不採用。クロスポイズンであれば苦手なカプ・レヒレをケアできるのは強いと感じたが、別のポケモンで解決した。
「おいかぜ」
こだわりメガネカイオーガが先制できる機会を増やすため、ゼルネアスと対面したときの為に採用。
「ちょうはつ」
ほえる、まもる、ワイドガードなどの、カイオーガとゼルネアスの障害となりうる技を止めるために採用。
「くろいきり」
ゼルネアスに対して最も安定する動きは、「ちょうはつ」よりも「おいかぜ」→「くろいきり」であるため採用。相手の「バークアウト」、「エレキネット」「こごえるかぜ」などのS操作、ジガルデなどの対策にもなる。ラス1ゼルネアスにも効き、「まもる」を貫通し4体に効果のある点は、クリアスモッグの上位互換だと考えている。
モロバレル
「なまいき」
ツンデツンデの下から「おさきにどうぞ」を押すために最遅。C183ゼルネアスのC+2 ムーンフォース高乱数2耐えを実現するためにD補正のなまいき。
H: 再生力の効率最大の3n
HB: A233カミツルギのスマートホーン2耐え、ガオガエンのフレアドライブ耐え、C207ルナアーラのサイコショック高乱数耐え(93.8%)
HD: C183ゼルネアスのC+2 ムーンフォース高乱数2耐え(93.4%)
HB+HD: C183ゼルネアスのC+2 ムーンフォース+A135ガオガエンのフレアドライブを雨下で高乱数耐え(188~221ダメージ)
「パワーレンズ」
ツンデツンデの下を取るために最遅。パーティにじめんタイプのわざがなく、フィールドの恩恵を相手が一方的に受け取るのを防ぐため、また味方のクロバットが巡り巡ってくろいてっきゅうを持たされた時に「だんがいのつるぎ」を受けてしまうため、細かな違いではあるがパワーレンズ。「はたきおとす」を受けた時に、「お、持ち物変え忘れたのか?パワーレンズということは、Cに振っているのか?」と相手を惑わすこともできる。
「イカサマ」
ネクロズマ、ソルガレオ、カミツルギに打点を持てるイカサマ。再考の余地あり。
「おさきにどうぞ」
苦手なトリックルーム下でもカイオーガを通すため採用。ツンデツンデなんかは、いわなだれが厄介であること、防塵ゴーグルを持ってるケースが多いこと、カプ・コケコのエレキフィールドが展開しているケースも多いことを考慮すると、おさきにどうぞが最も安定した対策であると考えられる。
「キノコのほうし」
催眠対策を甘えた相手に刺さる。それだけ。正直押さない。再考。
「いかりのこな」
カイオーガ、ゼルネアスへの攻撃をいなすため。
ドーブル
「おくびょう」
こんらんダメージ、「イカサマ」ダメージを最小にするためにA下補正、H満タンでもがむしゃらをなるべく入れたい場面を想定して最速。
「きあいのタスキ」
がむしゃらと相性がいい
「がむしゃら」
ちょうはつケア、全体技やフェイントとの相性の良さ、ネクロ、ガレオなどを強引に突破、しおふきの弱体化、読まれないなどの利点から採用。
「このゆびとまれ」
一番強い技
「ワイドガード」
スカーフオーガのしおふきをケアするために採用
「ニードルガード」
相手のねこに合わせるときは、こちらの両まもるで対応するほうが、ねこだましの打ち合いよりも強いと考えているため採用。
最後に
VGC2020はオフいっぱい行きたいのでよろしくお願いします!