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写真歴4年目にして動画撮影に挑み、感じたこと
どうも、プロレスとか役者さんポートレートを撮っているたかはしです。
2017年5月にAmazonでカメラをポチってから早4年、カメラはもっぱら写真撮影にしか使っていませんでした(当然っちゃ当然)。
電源スイッチの一番奥にある「動画撮影モード」の存在はずっと気になりつつ、力を入れすぎた時に変なモードに切り替わっちゃう厄介なものでした。
しかしこの度、舞台の制作側へ参加させて頂くことになり、プロモーションとして動画の撮影を提案しました。未経験にもかかわらず。
今回は撮影までの準備・撮影当日の感想と、写真との違いを書いてみます。
動画に手を出すまで
とある方から商品券を頂いたので、これを機にと思い動画用のマイクを購入していました。
色んな方と会う中で、写真以外にもできることを増やしておいた方が、提案の幅が増えるかなとの考えです。
そんな折、彩演Project様の楪亜紀さんとポートレート撮影の話の中で、動画も手を出したことをお伝えしていました。
色々相談した結果、5月公演のプロモーション動画を撮影させて頂けることに。
しかしこの時点では知識も経験もないペーペーです。
それなりに知識を入れておかないと対応できないなと思い、勉強と試し撮りを敢行します。
まずは勉強
写真撮影についていろいろ悩んでいるころ、YoutubeをはじめとしてHowTo系の動画や記事を閲覧していました。
その流れで、「カメラを持ってるなら動画も撮れるじゃん」と気づきます。
なんせカメラマンが動画を配信しているのですから。
そこで、カメラ系YoutuberやVLoggerの動画講座を見てみることにしました。
すると写真の知識を投入しつつ、動画用の知識を仕入れることで対応できそうと分かりました。
シャッタースピード、しぼり、ISO感度、カラーバランスなどなど、機器が同じもので撮っている以上設定には共通項があり、使える知識は多くありました。。
その上でフレームレートやカメラ自体の動かし方など、動画独特の知識さえ覚えてしまえば問題ありませんでした。
いざ実践
一通り入門程度の知識を仕入れたところで、やってみないと分からんと実践することにしました。
そのとき撮影したのがこの動画。
SEはとりあえず付けず、字幕はよく見る感じに、をベースに作ってみました。
個の撮影で分かったことは、
・自分の機材では手ブレがなかなか抑えにくいこと
・置きピンとオートフォーカスの使い分けが発生すること
・レンズのモーター音が結構気になること
でした。
知識と経験と懸念事項がうっすらでも分かったので、あとはコンテンツ作りです。
コンテンツのイメージ
楪さんとの打ち合わせで、台本を見せて頂いて世界観を共有しつつ、絵コンテを頂いて動画に落とし込む作業を行いました。
それによって場所の選定やカメラの設定、手持ちなのか固定なのか、もろもろの想定を行えるようになりました。
しかし私は国語の授業が嫌いだった人間です。
抽象的な表現を具体的にする作業が苦手なので、撮影当日までなかなかイメージを固めきれないままでした。。。
しかし下手に先入観があるよりは、その場の話の中で色々アイデアを湧かす余白があると考え、ガチガチにならないよう当日に臨みました。
いざ本番
当日はロケハンから入りました。
場所は以前ロケハンも撮影も行ったことのあるエリアだったので、色々提案しやすい場所でした。
カメラの経験が活きたポイントでした。
また撮影を始めると、予想外の大雨に見舞われ・・・いきなり痛い歓迎を受けたものだと。
でも持てる技術と機材とでこなすしかありません。
運よく雨も上がり、比較的スムーズに撮影が進行できました。
そんな中で一番難しいなと感じたのは設定でした。
写真であれば、日中は早いシャッタスピードで撮影しますが、動画は基本的に1/60sec程度のシャッタスピードで撮影します。
端的に言えば明るすぎて、白トビとのせめぎ合いを1人で繰り広げていました。。。ここは勉強していくポイント。
そしてマイク用のオーディオケーブルが短すぎるため、ホットシューから外して手持ち撮影すると苦しいという事も実感しました。
ガンマイクってすげぇなと思いました(小学生並の感想)。
ステキに編集頂いた動画はこちら↓
彩演Project 主催 朗読劇
— 彩演Project (@saien_project) May 10, 2021
Project,2『紡-Tsumugu-』
プロモーション映像 第1弾
Case of Takaya
- 運命を、廻せ -https://t.co/OvWGq5a6eT
camera:@poisute_words
cast:@Takahito_Mine
@tumu_mei
@Suzuya0531
@aki_yuzuriha68 pic.twitter.com/7Qa8CbCMEC
チャレンジ
彩演Project様のご依頼を終えた上で、朗読劇集団【point】でのプロモーションにもチャレンジしてみました。
当初は全編スマホ撮影で撮って出しを予定していましたが、個人的に知識が出来てしまった以上、クオリティに納得できなくなってしまった感が出てきまして。。。
ヒロイン・篠田芽衣(しのだめい)役
— 『関係』2021年5月@朗読劇集団【point】 (@point_Recitatio) May 15, 2021
中井杏奈 @23anna222 pic.twitter.com/MZNxKImLM0
こちらでは撮影と編集の両方を担当してみました。
編集してみて、無料のアプリだけだと写真のような色味を出せなかったり、カットのテンポだったり、テロップの内容だったり…と悩むこと考えることが多くあることに気づきました。
(あと水平取るのが難しい…)
素人仕事ですが、ご覧いただけたら幸いです!
終えてみて
やはり写真と違う所が多々あって、勉強になるところも苦戦するところもあったなという実感です。
なにより撮った素材たちは、つなぎ合わせて1つないしいくつかの動画に「まとめられる」という工程が動画ならではだなと。
あとは音声に気をつかうこと、リテイクが発生すること、カメラが熱くなることなどなど、実際にやってみて写真との違いを思い知らされました。
ですがやってみることで興味がわくもので、写真の他に動画も並行して勉強してみたいという意欲が湧くきっかけになりました。
ポートレート撮影の合間に動画も撮って、撮影のVLog的な動画も撮っていけたらなと思います。
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この記事をアップしたタイミングで、おそらく連続投稿19週に到達すると思います。
次回はそれっぽい記事を書いてみたいかな、と思う5月でした。
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