おうちつまみ細工第七回「剣菊」
おうちつまみ細工第七回は、レシピ無料配布が17〜18頃、キットの販売開始は5/5夕方からとなります。
事前に少し解説などを。
剣菊
おうちつまみ細工としては、
初めて江戸つまみ細工で「剣菊」を作る回になります
剣菊、剣つまみでつくるから剣菊、です。
昔のかんざしで一番たくさん使われている花ではないかと思います。
おうちつまみ細工の中だと、剣つまみは八重桜に一枚、葉っぱとして葺いたのですが、そうやって「葉っぱ」として使われることが多い形です。
逆に剣菊に葉っぱとして合わせると、バランスが悪い…というか、全部が剣のイメージになってしまうので、剣菊には丸つまみで葉っぱを合わせることが多いです(弊社比)
第七回のご案内
で、第七回でいよいよ、その伝統的なイメージのある剣菊になります。
今回は、あえて枚数と生地のサイズが違う二つのレシピにしました。
一つにしなかったのは、タイッツーで皆さんの作る様子を拝見していて、
「一つじゃなくて2つ3つと、練習兼ねて作る人も多いなあ」
と思ってまして、だったら、練習しつつも二つアクセサリーが出来上がれば一石二鳥なのでは??という安易な…考えです笑
大変だなあと思う方は片方で!
枚数と、花びらの大きさでイメージはぐっと変わる
作ってみて、大きさの違いや、8枚と10枚の葺いた感覚の違いなど、実感していただければと思います。
後々、この剣菊が二段になり、三段になり、半くすに葺き…と、ゆっくり難易度を上げていく予定です。
枚数が多くなれば、その分花のサイズも大きくなりますので、「生地のサイズは小さく」なっていきます。
剣菊の花びらサイズ
同じサイズの生地を何段かの剣菊にするデザインと、
サイズをグラデーションに変えていくデザインと、
…様々な剣菊がありますが、これも特に決まりや決め事と言われることはなく、あくまでも
「最終的にどう見せたいか」になります
この前作業していたこちらの見本はグラデーションタイプなのですが、
これは
「慣れてほしい」ということと、
「最終的に可愛く」なってほしい
…のでこのデザインになりました。
ここはオーダーでお作りする場合の考え方とは違うところです。
(ちなみに、この剣菊は、かんざしするためのものなので、おうちつまみ細工の中でキット化、レシピ化するのは要検討
できたとしても2年後とか、それくらいの技術感?になります)
まずはチャレンジ〜
とりあえずは、第七回で一段の剣菊を作ってみていただいて、どんなものかなあ?と、試してみてください😊
丸つまみ10枚と剣つまみ10枚だと、つまんでいる段階でも「好き嫌い」「得手不得手」が分かってきます。
好き嫌いはともかく、技術としては丸も件剣も平均に慣らしていきたいところです。
キットにはかんざし金具と帯留金具がついておりますので、お好きな組み合わせで作ってみてください。(糊なしキット¥2850)
一応浴衣シーズン前ということで、浴衣やお着物に合わせやすい二つにしてみました。
キットの販売は5/5から
タイッツーにてお知らせいたします。
※無料配布の告知もタイッツーが一番早いです
盆栽町つまみ細工教室
株式会社東京クラフト
埼玉県さいたま市北区盆栽町84-2