つまみ細工は自由…その2
こちらのおうちつまみ細工第四回「八重桜」、3/1でレシピの無料配布は終了です。
桜のつまみ方とともに、つまみ細工の基本「剣つまみ」も書かれていますので、桜はつくらないな〜という方も、ダウンロードしておいて損はないレシピです。
さくらのつまみ
今回のメインである「さくらのつまみ」は、元々はコテで形をつけていたものが、一般に広がって、さらに和裁をやらなくなるなど、コテがないご家庭も増えたことで糊で形をつけるようになったものです。
そして先ほど書いたこちらの剣つまみ(けんつまみ)。
葉っぱのところですね
丸と剣しかない、つまみ細工
つまみ細工には、縫う場合も糊の場合も、「丸」と「剣」しかありません。
この2種類しかないのに、これだけのデザインに発展、展開してきたのは、本当にすごいなとしか言いようがありません。
丸つまみ、剣つまみともに、
二重につまむ
二段にする、三段にする
組み合わせを変える…
などなど、ちょっとずつの変化を加えることで、色々な花や木や、生き物を表現します。
つまみ細工での表現方法は自由
でも、このつまみ方のどちらをどの花に使うか…は、個々で自由です。
弊社の桜は丸つまみの変化形。
これを違う表現をするメーカーもあります。
「最終的にどういうデザインにしたいか」
「どう見せたいか」…で、自由に選んでいい。
つまみ細工は自由。
「こうした方がいい」は、あります
こうじゃなきゃいけない…に似たことあるとしたら、いつも書いていますが、
「こうした方が形がとりやすい」
「最終的に上達するのが早い」
「みんなが同じ仕上がりにできる」
そんなところが基準になってます。
良い悪いじゃなく。
つまみ細工のこの自由で優しい考え方がとても好きで、それだけは崩さないように、教室やタイッツー、noteでの話の時に、気をつけています。
基本を学んだら、どういう表現をしてもいい。
新しいもの…原点
で、人間は新しいものを作り出したいものですから、それぞれの時代にがんばって新しいことを考える…
と、なぜか昔の人が伝えてきた形に戻る…みたいなことになります。
原点に戻る。
作り続けていても、最終的に「やっぱり基本が一番難しい〜」となります😅
おうちつまみ細工今後の予定
明日で第四回の配布が終わりますので、早くも第五回〜第六回あたりの予定表です。
第六回は、端午の節句に飾れるような日程、内容です。
技術的には「縫いつまみ」+「飾り結び」になります😊
盆栽町つまみ細工教室
株式会社東京クラフト
埼玉県さいたま市北区盆栽町84-2
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?