3分間のLoveLetter vol.3
~人生には何度も通りたくなる体験がある
体験には誰かの心を動かす未来がある~
コミュニケーショントレーニングネットワーク
Ⓡ(以下CTN)による連続講座を卒業、または
参加中の方々に登場頂いて、
愛し始めたもの、
さらに深く愛するようになったものについて、
語って頂きます。
誰かのそんな話に触れる機会って、
日常ではなかなか・・・。
されど、聴いてみると、なかなか深い。
そして、何かから解放されたような、
誰かを、何かを許せるような、
自分に何かさせたくなるような・・・
そんなことが起きているかもしれません。
第3回目の愛し人は、
ワークショップデザイナー相内洋輔さんです。
愛してみること、
そこから起きてきたこととは・・・
インタビュースタートです。
イ)相内さんがCTNに触れる前と触れた後
では、なにか自分の中で、愛し始めたもの
とかありますか?
新たにでもいいですし、より愛し始めた
でもいいんですけど。
相)ワークショップが圧倒的ですね。
イ)ワークショップ?
相)もとからワークショップは
好きだったんですけど、CTNで
コミュニケーションとパラダイムシフトに
ついて学ばせていただいて、
それが自分の場づくりに
生きているんですよ。
自分の場づくりで起こる参加者さんのシフトが
全然前と違うので、そこに手応えを感じて
ますますワークショップが好きになったって
いうのがありますね。
イ)もともとワークショップを開催することを
お仕事にしていたんですか?
相)CTNに通い始めた頃は、ワークショップは
年に10回くらいは仕事でやっていて、
他にも違う仕事を持っているって
感じだったんですけど、CTNに通った後は
いろんなことがワークショップの中で
起こるようになったんで、これだけ
やっていたいなぁって思うようになりました。
イ)こんなにワークショップしたいなぁって
思い始めたのには、ワークショップをしてる中で
何が見えてきたり、
何を感じたりし始めたんですか?
相)そうですね。
一つはパラダイムシフトを創れているって
いう感覚がすごく嬉しかったですね。
それこそ私は東北の復興に対して仕事をして
いたので、すごく大きな問題に直面されていて、
どうしたらいいんだろうってことに
戸惑われていたりとか、
自分の未来ってうまくいくのかなぁって
漠然とした不安を抱えている方々が
たくさんいらしたんですけど、
ワークショップの対話を通じて、
こういうふうに進んでいけば
いいのかもしれないとか、
今日見つかったキーワードを胸に持っていたら
強く生きていけるかもしれない、
みたいなことを仰ってくださる方々が
すごくたくさんいらしたので嬉しかったですね。
イ)そういうのを感じられるようになったんですね。
今までは感じなかったの?
相)偶然そういうことが起こるような日もあれば、
普通に対話をして終わったね、
みたいな日もあったりして精度が
まちまちだったなと思うんですけど、
CTN通った後は精度がすごく上がりましたね。
イ)例えばCTNのセンスでいうと、
意図が明確になったとか、
ここがもしかして自分の中で
機能してるんじゃないかとかありますか?
相)それこそ全てなんですよ。
機能しないものがない(笑)。
自分自身でいうとクリアリングをして場に臨む。
自分がクリアであるっていうこともそうですし、
自分自身の意図が明確であるかもそうですし、
メッセージの伝え方としての
ディレクティブなメッセージなのか、
インテンショナルなメッセージなのか
ということもそうですし、
場で起こっていることや、皆さんを含んで、
その方々が何を感じてるのか
察知するというのもそうですし、
あとは自分自身にも機能していることが
たくさんありますね。
で、(ワークショップの)設計においても、
この参加者さんのパラダイムシフトを
起こすためにはどのポイントを扱うと
いいんだろうということを
考えられるようなったので、
それがすごく機能していると思いますね。
イ)そしたら、
一緒にCTNの連続講座のスタッフを
やっていたときの場創りとかも
機能しているということですか?
相)それはもちろんですよ(笑)。
特に思うのが、
どこで何が起こっているのかを
掴むっていう感覚はですね、
すごく皆さんと一緒にスタッフを
させていただい中で磨かれたなぁと思うんですね。
あとは意図通りに空間を整えていくっていうこと。
起こって欲しい結果のために
どういう空間であるといいのかということを、
皆さんと探究できたというのは、
大きな財産になっていますね。
イ)より具体で、
こういう変化があったというのはありますか?
相)インテグリティですね。
どういう結果を起こしたい場なのか、
そのためにはどうあるべきなのか。
何があるのはよくて、
何があってはいけないのかっていう、
この一貫性をすごく見ていますね。
それは自分自身の関わり方っていう
あり方の部分でもそうですし、
ワークショップを設計する上での、
このワークは入れたほうがいいなとか、
このワークは入れても機能しないなとか、
それこそ意図とずれているから
違うものにしたほうたいいなとか、って
いうところの一致感をかなり考えられるように
なったと思います。
イ)そのインテグリティを整えることでの
ビフォアーとアフターを訊いてみたいです。
特にビフォアーを聞きたい。
相)ビフォアーはですね、
やっぱりワークショップをつくっていくときに、
誰が主語かという部分でいうと、
結構自分が主語になっているときが
多かったなと思っています。
もう少し具体的にお伝えすると、
このワーク面白いからやってみたいなとか、
オレなんかすごいの思いついちゃったみたいな…。
それ自体悪くはないと思うんですけど、
参加者さんの状態を掴んで、
その方々にとって必要なことを
提供するってよりかは、これやってみたら
ちょっと面白いんじゃない?
みたいな思いつきとか、自己顕示欲みたいな部分で
ワークショップ設計をしている割合があったと思います。
イ)そこからその経験を得て
インテグリティを整えるというか、
センスを活かしての場創りだったり、
ご自身を整えるっていうところに
繋がっていったってことですね。
相)そうですね。
アフターは参加者さんが中心。そこしか見てないですね。
どうやったら参加者さんに変化をつくれるか、
そのために何が必要なのかということだけを
整えていくっていうことですかね。
ここからは、相内洋輔さんインタビュー(後半)スタート!!
イ)最後にもう一回、
相内さんが愛し始めたものをきいてもいいですか?
相)変わっちゃうかもしれない。
イ)変わってもいいですよ。
相)今違うものが湧いてきてます。
なんだろな…。
脈絡なく「家族」ってワードが湧いてきて、
何でだろって思ってました。
あとは人が浮かんでますね。
どんな人っていうのはないんですけど、
前よりは人を愛している感じはしますね。
そういう意味では、相手の存在を
承認できるようになったっていうのは、
すごく変化だったんだなって思いました。
イ)この、人を愛しているの「愛してる」を、
具体でいうとどんな感じ?
相)エネルギー交換をし合ってるみたいな
ワードが浮かびましたね。
触発って言い換えてもいいなぁって
思ったんですけど。
昔は、僕はジャイアンみたいな性格だったんで、
オレがオレが、オレが目立たねばとか、
オレが解決しなければ、という気持ちでいて、
相手がどうこうとかでは全然
なかったんですけど、今は色んな人と
お互いのいいところを出し合いながら
コラボレーションしていけるといいよなと
思ってますし、それが世界をもっともっと
より良くしていくんだろうなということに
確信があるので、人への愛は深まったと思います。
イ)最初のビフォアー・アフター、
最初は主語が自分というのと、
アフターの参加者というのと
繋がってきそうですね。
相)ほんとにそうですね。
(昔は)自分のことしか考えていませんでした(笑)
イ)人を愛し始めたってさっき言って
くれたじゃないですか?
なんか特別な出来事とかありましたか?
相)CTNに通い始めたのが2017年の秋からなんですが、
そのとき組織の同僚とコミュニケーションが
うまくいってなかったんですね。
でも同じ仕事をするチームのメンバーだったんで、
どうにか仲良くなりたいって思ってたんですね。
それが理由の一つでCTNに通ったんです。
当時は、愛されるから愛せる、
みたいな自分だったんです。
相手が自分のことを好きって言ってくれるから、
僕も相手のことを好きって言える、みたいな。
あるいはそういうふうに振る舞えるみたいな。
だけど、源泉は自分なんだなって
すごく考えさせられたときに、
自分から愛さないと始まらないんだって
思ったんですよね。
で、愛してみようって思って、
何のことかわからんけど、
愛してみようって決めて、
その人のことを思い続けるってことを
1年ぐらいやったんですよ。
そしたらすごく仲良くなれた。
これがすごく大きな経験でした。
自分の人生の中で、自分が嫌いだなぁって思った人を
愛せた経験はなかったので、すごく世界は変わりましたね。
イ)ちなみに、愛するって決めたときに、
その嫌いって感情はどういうふうに
扱っていましたか?
相)探究しましたね。
なんで嫌いって思うんだろうって。
ほんと恥ずかしい話ですけど、出てきた結論は
「オレの思い通りにならないから」(笑)。
というのが出てきて、
人はオレの思い通りにはならないでしょって
いうところからやり直すっていう感じでしたね。
イ)ただ愛するっていうところにただ立ち続けた、
立場を取り続けたって感じ?
相)そうですね。
岸さんに講座で、なかなかコミュニケーションが
届いてない相手に、その人に好意を贈り続けることは
あなたが自分で選べるよって
言っていただいた記憶があって、
それが衝撃的だったんですよね。
嫌われてる人に好きだよっていう思いを
届けられるなんて出来ないと思っていたんで。
それを聴いた後は、自分が好きって思うだけなんだ、
自分が大切だよと思うだけなんだ。
それを相手が受け取ってくれるかどうかは
どっちでもよくて、もちろん受け取って
くれなかったらアップセットはするんだけど、
それと自分が愛するってことを
やめるやめないというのは自分次第。
じゃ、思い続けてみよう。と。
END
お読みいただきました皆様、
インタビューに真剣に旺盛に答え続けてくれた
相内さん、ありがとうございます。
相内さんをもっと知ってみたい方はこちらから
どうぞ!
相内 洋輔 (Yosuke Ainai)
-WORKSHOP LAND 代表
-株式会社Pallet ワークショップデザイナー / コーチ
■ホームページ
https://workshopland.jp/
■ワークショップやファシリテーションのブログ
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