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翼の王国に憧れて - 181202 -

今年、ちょっと仕事が行き詰まっているんです。あまり表では言っていないけれど、いろんな媒体でお祈りされたり「ちょっとそれはないでしょ」みたいなことをされたり、ライターってなんなんだろうねとひとりで悶々と考えてしまう時間が多くありました。

『ライター』と一言でいっても、実はいろいろ種類があるんだよなあと実感したのも今年。遅いですか。そうですよね、わかっているのでそこは突っ込まないでください。

そのときに「エッセイ」ってなんなんだろうなあ、とその定義が全然わからないけれど多分わたしが書きたい文章はそれに近いんだろうなあ。そんなふうに考えていました。でも自分で定義がわからないから、なりたいと声高に宣言することもできず。

そんな毎日の中で、先日旅行に行ったときの行きと帰りの機内で機内誌『翼の王国』をずっと読んでいたとき、そのもやもやした感じがすっとなくなったんです。『翼の王国』が以前より好きなのもあるんだけど、読みながらすっと入ってくる文章がすごく好きで、むやみに相手に情報を伝えようとしない肩の力が抜けた文章がすごく心地よくて。こういう文章好きだなあ、と何度も思ってようやく気づきました。こういう文章が、書きたいんだなと。

だからなんだというと、今はまだずばりと何かを宣言できないんだけど、ごちゃごちゃのままで表現するのなら。

わたしは『翼の王国』で書かせてもらえるような、そんなお仕事がしたい。きっと知り合いのあの人やあの人のほうがそのお仕事には近いんだろうけど、それでもわたしは、そんなお仕事がしたい。

そんなことを思いました。

そんな憧れを具現化することは得意じゃないけれど、ようやく憧れを具体的に見つけられたことがとってもうれしい。(もちろんそれだけではだめなのわかっているつもり。)

今日のところは、ここまで。
おやすみなさい。

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トモイ
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