行く末
始まりがあれば終わりがある
至極当たり前なこと
仕事があれば終わる時間もくるし、ご飯を食べれば食べ終わる
眠っていたけど起きること、朝が来て夜が来ること
なんにだって始まりがあって終わりがあって
そんな中で友達のバンドが昨日終わりを迎えた
今までもこんなことは沢山あるし、沢山あるからこそそれを背負いながら今でも自分の活動の糧にしている
ただ、MCでも言っていたけど、終わり方を選べることはすごく幸せな事だなと思うし、形あるものを終わらせるってことの大変さは尋常じゃないんだろうなと
彼らにとって前向きなものでそれぞれの形でまだまだ音楽の道筋は続いていくんだろうけど
バンドでもユニットでもアイドルでもなんでも
その形での永遠は無いんだなと
そう考えた時、自分の最後はどうなるんだろ
まだまだ終わらせたくないし終わることなんてさせない、そこは揺るぎない部分だけど
もっと長くやって行く中で変わってしまうのかな?
一人でやっているからこそ他の人からの決定権はないからこそ、怖くなる
明日死んだら唐突に活動は終了してしまう
喉が壊れたら歌えなくなる
だからこそ終わり方を選べるのはとても幸せな事だと強く感じた
ただ、選べるだけじゃなく、たくさんの人に名残惜しいと思って貰えるような愛され方は何よりも大事なんだと
そのためにも日頃の活動は必死にやらないとね
いつか終わりを迎えた時に泣いてくれる人が1人でも多い方が活動をやってきた意味
その人にとっての存在証明になるからこそひたすらにやらなきゃ
それぞれマルチエンディングだと思う、オレのエンディングを決めるのがみんななのかもしれない、自らの手で決めるかもしれない
でもそれは分からない
だから後悔しないように
歌い続けよう、音を止めないようにしよう、踊り続けよう
またそう思わせてくれてありがとう
これからも期待してます。