高木貴間建築の見学と富良野小旅行を経て
今日は北海道組のアドバイザリーである、高木貴間さんが手がけた『富良野の異型屋根』のオープンハウスに行ってきた。
overview
所在:北海道富良野市
形態:二世帯住宅(1階:親世帯、2階:子世帯)
職柄:農家の家
建築:耐震、断熱改修
まずは外観を見てほしい。
『富良野の異型屋根』外観
外観は特徴的で、ファサードをポリカーボネートで覆い、その周りをガルバリウム鋼板が取り囲む。中でもこのウッドデッキ兼庇が特徴的だ。
ウッドデッキ兼庇
スリルも味わいながらここに足を踏み入れたのだが、ウッドデッキの先には農園が広がっていてかなり見通しが良かった。
入口を抜けると風除室を兼ねた、親世帯へと繋がる土間空間と、飛び石と、子世帯へと繋がるカイダン。
同線がごちゃごちゃしていなくて良いなと思ったのが率直な感想。
バルコニーからの眺め
飛び石
子世帯 リビング
ここで1番気になったスペースを紹介しよう。
それは2階子世帯にあるロフトスペースである。
ロフトスペース
就寝することにだけ重きを置いたロフトの空間は、もちろん寝るだけだから成人男性が十分に立てないくらいの高さで、面積も小さい。
だがずっと居たい。ここに篭もりたい。そんな感情も同時に抱いた。良い空間とは…
結局寝るだけの空間だとして、じゃあどこで着替えたりするの?
ロフトを降りた先に大きなウォークインクローゼットが2つあり、そこで身支度を完結させるらしい。
学生である僕からしたらその住み方は面白いししてみたいけど、本職である勉強をする場所がないと思った。
リビングでするのかな。結局ロフトでするのかな。などと考えながら…
「スタディ模型を造ることで気付く、物と物の取り合いの気持ち悪さを無くす」と高木さんは言う。
例えばカイダンのささらげたを柱に噛ませるだとか、窓枠の框の部分の収まりだとか。
こだわりは他にもたくさん。
ロフトスペースの小窓から居間を望む
ブラケットライト
コンセント穴...!
障子を通し陽光が射し込む
寝具を配置できるように
woll shelf
リノベーションの難しさを学び、建築家が設計する住宅を直で体感できたことが今回の何よりの収穫だ。
また機会があれば是非とも見学したい。
本日は大変貴重なオープンハウスにお招きいただきありがとうございました。
そして今日は同時に富良野も満喫してきました。
唯我独尊にてlunchをし、富良野マルシェや富良野駅、帰りには岩見沢駅も行って見てきました。
唯我独尊 オムソーセージカレー
富良野チーズ工房直営店 ジェラート屋
チーズ&ホワイト(ミルク)
富良野駅と連絡通路
岩見沢駅
富良野の食べ物や名物と言えばワイン、チーズ、ジャムやラベンダーくらいだと思っていたけれど、オムカレーが有名だったことは今日知りました。
遠出や小旅行は何度行っても新たな発見があるからおもしろいですね。
あ、あと唯我独尊で人参の詰め放題もやりました。
なんと100円でこの量。笑
終わり。