2024年8月9日（金）
甲子園でこんがりと日焼け
@兵庫県 西宮市 ／ 神戸市
朝起きて何も食べず身支度して家を出る、さあ甲子園へ。
元町で降りてファミマでチケット発券、松屋で朝定食330円でミニ牛皿ごはん小盛り。
セブンでペットボトルドリンク3本買って乗車、甲子園駅で下車、少年野球の子たちの募金活動で全国大会遠征への資金集めるをしていたので小銭をチャリン。
一塁側アルプススタンド着席、ベンチがあつあつだがタオルを敷く、持ってきて大正解。
第1試合目、優勝候補と呼ばれる花咲徳栄が敗れる。
インターバル時間、隣の若者に話しかけられておしゃべり、大分に住んでいる大学生で東京に帰省する合間に甲子園に見にきたとのこと。金足農業の試合前に保護者席に移動していった。甲子園で野球を見る喜びに満ちた瞳、そして、まわりにどう思われようが関係なく、アルプススタンドのチーム関係者と限りなく近い距離でエールを送るために行動に移す勇気、とても印象的。
彼のたくましい背中を見ながら第二試合目が始まる。秋田県代表の金足農業と対するは福岡県代表の西日本短期大学附属高校。金足農業の先発はエース吉田くん。
昨年末、自分が秋田で過ごした時間に想いを馳せつつ試合観戦。序盤から相手チームのペース、無得点のまま最終回となり崖っぷちな金農。ここからの粘り腰、連打連打で次々と点を返していき一挙4得点、2点差にまで迫るがここで力尽きる。
まわりからの期待を背負い、兄のとき以来の甲子園、最後まで諦めずに戦い抜いた姿がかっこよかった。
球場を後にして阪神甲子園駅のホーム、列の先頭に立つ、さあまもなく電車がやってくるそのとき、池さんからLINE電話が。きんぼし秋田研修旅行のお誘い、なんと日程がちょうど自分の秋田訪問予定期間と丸かぶり。秋田訪問予定期間もついこの日の朝に固まったばかり。そしてさっきまで秋田・金農の勇姿を目に焼き付けていて余韻に浸っていたばかりのタイミング。なんという偶然、こんなことあるのか。やっぱ僕はなにか持っているのか。
この驚きの気持ちをかずやさんにもLINEで伝える。もちろん驚かれる。グローブとユニフォーム、一応秋田に持って行こうかな。
元町、まちづくり会館に数日ぶりの訪問、迎え入れてくれる雰囲気とっても嬉しいな、神戸市中央区パズルの残りを進める、無事完成、一部パズルが欠けてる。
帰ろうとするもケンタさんが引き止めてオリックスファンなシゲさんとを引き合わせてくれる。とめどない野球トーク、シゲさんは阪急→中日→横浜→オリックスなどと推し球団を渡り歩いている、いまのオリックスの試合の感じ取り方もゆるっとしてておもしろい、こうやってストレス無く野球を楽しく見るのもひとつの考え方、自分も近いかも。
お次は個性的なテナントが集まる中原マンション、おめあてのupi。4人ほどの共同店主にそれぞれ担当の棚があり、個性の光る本やレコードが売られている。この日の店番は背の高い女性。塩屋から来たことを話してあれこれ会話、どうやら個人でレーベルを立ち上げて海外のミュージシャンの楽曲のアナログ盤を何枚かリリースしているようで。
レーベルを立ち上げるってとてもおおごとのように思えるけど、やっていることは要するにアーティストとリスナーとの間を取り持つ役割。生産者と消費者の間を取り持ったり、作家と読者の間を取り持つのと同じように。リスナーにこんな楽曲知ってほしいという想いからアーティストにこんな作品作りいかがですかと話を持ち掛けて1枚のレコードが生まれる。
ホヤを知ってほしいから、東北の関わりのある作り手さんからホヤを仕入れて、ホヤの魅力が存分に伝わるようにホヤ愛を語るという付加価値とともに消費者にホヤ商品を提供する。
なるほど、自分がこれまでもやってきてこれからもやろうとしていることは、音楽業界におけるレーベルなのではないのかな、と考えさせられる。
自身が立ち上げたレーベルから出したロンドンのグループの7インチを購入、ベニーシングスとの共作なのが決め手。
神戸駅から塩屋へ戻る、CDプレイヤーを持ってheso.に置きに行ってすぐ帰宅、歩いて滝の茶屋、UMUのイベントへ。
建物に入る前に2階のテラスで炭を起こす三浦さんと目があって歓迎してもらう。お客さんはまだ誰もおらず1番乗り、名古屋から来たジョーエルのセレクトのワインやごはんと、グッドミュージックに浸る。岡崎のエキュメの話題にもなってほっこり。ホヤ好きな三浦さんの妻さんともご挨拶。店長の猫ちゃんは人懐っこい。
19時前になって滝の茶屋を後にして三ノ宮のナイトピクニックへ。
日中の甲子園での狂気的な暑さからの夜の涼しい空気、芝生にゆったり座ってビール飲んだり、ときに寝転がったりしながら大学生たちとおしゃべり、ゆるふわディスコの打ち合わせの話もさくっと。みんな日記を付けていて驚き、年齢は下だけど見てきた世界はみんなとても広い、よく物事を考えている、感心しながら聞き手に回る。
帰宅、よく動いた、よく焼けた。
本日の1曲
Never Leaving the House
Rikas