2024年3月3日(日)
石積みの日
@愛知県 岡崎市
石積みの日だ、朝7時前に起きてどら焼きかじって家を出る、ポストに投函、ふと石垣がポスト近くにあるのが目に入る
本宿駅で鈴木さんと合流、はじめまして、車内でおしゃべり。会社は自分たちで築いてきたそうだ。石積みの資格、マニュアルといったものは日本にはなく、親方の後ろ姿を見て業を盗んで習得するものだった、そうやってだんだん継承されていかなくなった石積み。
鈴木さんがイギリスへ語学留学しに行ったとき、英語は得られなかったが代わりに石を得てきた。材料販売から始めた後、積み方の普及の必要性を感じて石積みの勉強をし、いまでは資格取得に向けた講習会をしているそうで。
石積みの資格やマニュアルというものは日本の石積みにはないが、イギリスのドライウォーリングにはある。イギリスも日本と同じく石積みの継承のされなさに危機感があり、そういった組織や資格ができたそうで。
日本の石積みとは本質的に変わらず、大きくは材料の違い。ふむふむ。
額田にある石垣、シシ垣という害獣対策のために住民が手作りで築いたもの、歴史にして200年前からあって、その長さも日本屈指。
岡崎にこんなものがあったとは。
決して職人の手で作られたものではないから、石垣の積まれ方にも個性があってそれはそれで面白い。
強度がしっかりして綺麗な石積みをすることも大事だが、まずは石を積むという経験をすることが第一歩として必要。
今回の石積み体験会も、積み方の問題点など指摘したいことはあれこれあったそうで。完成した石垣の強度や綺麗さの評価は別問題として、ひとまず石積みをして石垣を築くことができたという経験がなにより尊い。こうやって農村部の昔からの人々の暮らしを体験する、なんていい時間だったことが。
特技:石積み
なんて言えたらいいな。
石積みを通したいろんな地域との関わり方ができるんじゃないかな、それは面白い。
石積み学校のイベントチェックしなきゃ、わくわく増えた。
本日の1曲
All of the Stars
エド・シーラン