【IT】ベンダー系Iaasサーバの自動アップデート無効化(RHEL7.x)
皆さま
こんにちは
ある、ベンダー系のクラウドサービスでIaasで
意図せず自動アップデートが有効になっておりましたので
それの無効化を行います。
OSは、Red Hat Enterprise Linux 7.x(RHEL7.x)です。
メンテナンスのため、「yum update」を
実行したところ以下の様に表示されアップデートが表示されませんでした。
# yum update
読み込んだプラグイン:langpacks, product-id, search-disabled-repos, subscription-manager
This system is not registered with an entitlement server. You can use subscription-manager to register.
No packages marked for update
サブスクリプションを表示しようとしたが以下の通り表示できない。
# subscription-manager list
+-------------------------------------------+
インストール済み製品のステータス
+-------------------------------------------+
製品名: Red Hat Enterprise Linux Server
製品 ID: xx
バージョン: 7.9
アーキテクチャー: x86_64
状態: 不明
状態の詳細:
開始:
終了:
# subscription-manager list --consumed
使用済みサブスクリプションプールは見つかりませんでした。
# subscription-manager list --available
このシステムは登録されていません。 詳細については「subscription-manager register --help」をご覧くだ さい。
クラウド業者にQAを行ったが適切な回答が返ってこず、
原因を模索しておりました。
モジュールの状態を確認すると
# rpm -qa --last
kernel-tools-3.10.0-1160.81.1.el7.x86_64 2023年01月31日 09時34分42秒
kernel-3.10.0-1160.81.1.el7.x86_64 2023年01月31日 09時34分33秒
kernel-tools-libs-3.10.0-1160.81.1.el7.x86_64 2023年01月31日 09時33分45秒
kernel-3.10.0-1160.el7.x86_64 2023年01月31日 08時49分01秒
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と最新のモジュールカーネルを含めてが既に適用されておりました。
再びクラウド業者に
・自動アップデートをそちらのカスタマイズで有効にしている?
・サブスクリプションマネージャーで登録がされていないと表示
と問い合わせすると弊社では分からないと回答がありました。
サブスクリプションマネージャーで登録されていないと表示されるが
この状態でもモジュールはアップできておりました。
デフォルトでは、自動アップデートは、有効なりません。
確認したところ
yum-cronが入っており、有効となっておりました。
※kernel依存パッケージの関係から多くの場合、kernelは除外するのが望ましいです。
自動アップデートを無効化します。
設定ファイルを無効化します。
# vi /etc/yum/yum-cron.conf
update_messages = yes
↓
update_messages = no
download_updates = yes
↓
download_updates = no
yum-cronを停止します。
# systemctl stop yum-cron
# systemctl disable yum-cron.service
これで、自動アップデートは停止されました。
では
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