【IT】数年ぶりのLinuxパッチ適用(RHEL)
皆さま
こんにちは
数年、メンテナンスしていない
LinuxサーバにOSパッチを適用します。
今回のOSは、
Red Hat Enterprise Linux7.xとなります。
商用利用するには、
利用料金(サブスクリプション)が、
必要なライセンス体系となります。
条件により、
無償利用できる場合があるようです。
詳しくはこちらをご参照ください。
暫く放置しておりましたので
サブスクリプションの紐付けが、
切れておりました。
(契約は継続しております)
当然、アップデートモジュールを確認しようと
「yum update」
をしようとしましたが出来ません。
サブスクリプションを再登録します。
# subscription-manager clean
# subscription-manager register
無事、Yum updateができる様になりましが、
依存関係でエラーとなります。
対象サーバですが、
PHPを外部サイト「Remi Repository」から
導入しており
デフォルトでは、
そのレポジトリは無効となっておりました。
今回は、一時的に有効してUpdateを勧めます。
(今入っているPHPのみ指定こと)
# yum update --enablerepo=remi-phpXX
しかしながらダウンロードエラーとなり先に進みません。
数年間に「Remi Repository」のミラーサイトが変わっておりました。
/etc/yum.repos.d配下のremiのレポジトリーのURLを変更します。
尚、remiのレポジトリですが、
HTTPSだけでなくHTTPもあるため、
対象サーバからHTTPS通信だけでなく
HTTP通信も許可ください。
「yum update」コマンドが走りましたが、
依存関係でエラーとなります。
不足しているモジュールを確認すると
Optionalのモジュールが必要となっております。
レポジトリにOptionalを追加します。
# subscription-manager repos --enable rhel-7-server-optional-rpms
不足しているモジュールをyum install で指定してインストール後に
再び「yum update」を実施します。
数年のアップデートのため、
適用までに暫く時間がかかります。
適用が完了したらサーバを再起動し、
新しいカーネルで起動します。
その後、Sourceからコンパイルしているモジュールは
再コンパイルを行います。
構築時の注意点など忘れてしまいます。
年一度は、セキュリティ対策をため、
アップデートは行いたいものです。
では