いつ、誰に、何を、どのように提供するか

誰に見てもらうのか

というのが演劇では非常に重要だなと
思う今日この頃です。

単純に、
大人に見てもらうのか
子供に見てもらうのかでも違いますし、
コアな人に見てもらうのか
より多くの人に見てもらうのか
によっても違います。

対象がずれると
作る作品自体が違ってきます。


ばなな企画では保育園公演をしております。

保育園公演で
いきなり半沢直樹をやっても
子供達へのウケは良くないでしょう。


絶えず、
どんな作品を
誰に向けて打っていくのかが
大切になり
それがその集団の色にもなっていきます。


不幸になるのは
作っている作品と
見にきてくれるお客さんとの層が
乖離していくことです。


もしそうなったら
どうすれば解消されるか。


個人的には
どちらの層にも見て楽しんでもらえる作品を
作っていくことで
それは可能だと思います。

容易ではないですが、
実際にやっているところもあります。

ジブリにディズニーにピクサー
いずれも大人子供も喜んでいます。

演劇においても
コアな人から
観劇初心者まで楽しめる作品を作ることを
やっている団体はあります。


そして、その色を突き詰め
長くやっていけば伝統芸能になり、
それ見たさにお客さんが
きてくれるでしょう。


さ、どんな作品を突き詰めていけるか。

脚本は全く新しい方向へと
方向転換を迎えようとしております。

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