終わりを意識する
はじめに
火事場の馬鹿力ということわざを聞いたことがあるかと思います。
火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえです。
僕は最近転職をしたのですが、以前勤めていた職場を離れると決まった時に「まだやり切れていないことあるな」とか「この状態で職場を去るのは嫌だな」と感じることが多かったです。
その際に、普段であれば「いつかやれればいいか」と思っていたことも、やれる期限が迫っていると「いつか」ではなくすぐに行動に移すことができました。
その時に感じた気づきは僕の中で、大きなものとなったため今回は自分の経験やその時に感じたことに元ずいてまとめていこうと思います。
終わりを意識した目標設定
何かを始めたりするときによく「○○をできるようにする」とか「○○になれるように」などと目標設定することが多いかと思います。
僕もよく目標設定するときはなりたい姿や理想像を思い描いて目標設定をしていました。
ただ僕がそうだったのですがなりたい姿や理想像を設定しただけだと、目標設定した最初のうちは主体的に動けるのですが、長いこと時間がたつと「いつかできればいいや」とか「今変わらなくてもいいや」という考えが出てきてしまって行動に移すことができないことがありました。
ただ今回、自分の中で感じたことは題名にも書いたのですが、終わりを意識するということです。
終わりを意識するということは自分の中で期限を設定するのと同じかなと思います。
例えば、まだ入職したばかりですが、あと1ヶ月で今の職場を離れると仮定します。
そして、この職場を離れる時にどういう状態で離れると後悔せずに離れられるかを設定します。
(この職場を去るときに患者さんや後輩にに伝えきれていないことはないか、最初に立てた目標が達成できているか等)
そのように考えていくと、自分が今の自分のとるべき行動がはっきりしてくるし、「ここまでには何とかやらなければ」という感覚になって自然と行動できるようになるかと思います。
さいごに
今回は自分の転職ということがきっかけになり、目標設定における考え方が変わったことについてまとめさせてもらいました。
人によって、目標設定の仕方は様々だと思います。
そんな中で、こういう目標設定の仕方もあるんだと少しでも参考になればありがたいです。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
感謝・謙虚・敬意
意志堅固
西條 貴則