医師事務作業補助者を辞めた理由
私は以前、医師事務作業補助者として働いていました。未経験からでも雇っていただけましたし、実務は研修で学んだ座学よりも現場で身につけたことの方が断然多かったので、医療現場未経験でもなんとかなりました。
医師や看護師、その他の医療関係者、受付さんに至るまでたくさんの異職種との関わりもあり、そういった環境でうまくやっていければ、やりがいのある仕事だと思います。
それでも辞めようと思って実際に辞めたわけですが、その理由を表向きの理由とは違う理由があったので、ここで吐き出しておきたいと思います。
1.休む時に代わりを見つけないといけない。
→事前に休む場合、他の人にお願いしなければならない。頭を下げて休ませてもらう。しかも休暇の時の代理の人にために完璧な準備をしておかなければならない。休むのにも一苦労。
気を遣いますが、私は休む側になることは多くなく、主に頼まれる側でした。
2.給料が上がらないのに責任がどんどん増える。
→パートがなぜここまで?といった業務もさせられる。ただしこれは一部の仕事ができる人のみ。
ヒマな診療科だと、おしゃべりしてるだけの人もいる。でも同職種全員給料一律。不公平。
3.保育園児〜小学生ママが病気と行事で休みまくるしわ寄せを全部引き受けさせられる。
→病気だと最悪当日連絡、当日欠席。当然1で述べたような事前の準備などしてるはずもなく、代わりに入るこちらがしんどい思いをするだけ。
4.そうまでして職場を回すためにおばはんパートが働いても、感謝すらされない。
→病気なんだから仕方ない、という態度で接されると正直ムカつく。看護休暇や行事休暇で有休で休んでいるので、いくら休もうが給料満額ゲット。
こちらはその分実働すごいことになってますが?
私の子どもがその当時、同じようにして先輩方に頼っていたなら「次は自分が代わりを引き受ける番!」と割り切れるのですが、そんなことしてもらってないからモヤモヤ…
その頃この現場で働いていたわけじゃないからね。
5.とにかくズル賢い同僚がいる
→労働基準法とやらに精通しているんでしょうか。内部でもめると心療内科に行って診断書とってきて長期休む。傷病手当金ゲットしてほとぼり冷めたらまた復帰。周囲の白い目も何もその。そのメンタルがあるなら心療内科いらずでしょ。
とにかく真面目に毎日忙しく働いて給料をもらっているこちらにしてみたらバカバカしくなるような給料制度。やってられるか。
これは私の職場での経験談ですので、全ての医師事務作業補助者に当てはまるわけではないと思います。
ただのグチの垂れ流しです。言って辞めるとこちらが悪者になりそうだったので本音隠して辞めました。
次に仕事をするなら、個人の仕事量は決まっていて、休んだとしても出社時に自分で尻拭いできるような仕事がいいなと思いました。誰にも迷惑をかけずに休みが取れる仕事はないのかなぁ。