作曲初心者が(歌ものを)作曲するにはどうしたら良いのか?
こ
僕の経験談や聞いた話などを書いていきます。
どうして歌ものなのかというと、単純に歌ものしか仕事で扱ったことがないからです💦劇伴やサウンドトラック、BGMなどの曲は、経験がほぼないので答えられません。
それを踏まえてお読み下さい🙇♂️
1、あなたが作曲したことがない!という初心者なら、好きな曲を譜面を見ないで弾けるようになるまでコピー(とりあえずコードだけでいい)する。(できれば転調していない曲)
転調している曲だとちょっと厳しいんですけど、とりあえず転調していない曲と過程してお話しします。
曲は基本、ダイアトニックコード(=ハーモニー)というのもで構成されています。
そのダイアトニックコードの並び方、リズム、メロディとによって曲は構成されています。
つまり、そのコピーした曲がよほど複雑なものではない限り、そのコードを使っていれば変に音が外れるということはありません。
これを調(=key)と言って、このkeyの中には、使える音階(=ダイアトニックスケール)が決まっています。
例えば、ピアノの鍵盤には ド レ ミ ファ ソ ラ シ という7つの音(=白鍵)があります。
この7つを一定の規則に沿って並べたら「メジャースケール」や「マイナースケール」などが決まります。
この白鍵で作れるkeyは Cキー か Amキー と決まっているのですが、このkeyが決まれば後は、そのスケール内でメロディを作れば曲の完成です!
白鍵のみ使用したい場合、Cはメジャースケール、Amはマイナースケールとなります。※ここら辺をもっと知りたい方は「5度圏表」と検索してみてください。
2、鼻歌から作る
これは、文字通り鼻歌でメロディを作って、それにコードを合わせていくやり方です。
鼻歌に限らず、曲が頭に浮かんだ時って周りに、コードや楽器の音とかリズムなんかもふんわりと思い描けているのではないでしょうか?
ただ、この音を具現化できなくて悩んでいる人が作曲初心者には多いです。
これは、訓練していけば解消されていくので大丈夫です!…多分💦
とりあえず、その鼻歌のメロディにコードを付けるやり方も上記で話した、keyとスケール(ダイアトニックコード)が出てきます。
最初は僕の経験上、鼻歌を音符にするとき「これどっちだ?」ってなることが多いです。最悪、ボツります笑
なんとか完成したメロディを今度は、そのメロディで使っている音をまとめると、多分、何かしらのスケールになっているので、それに合うkeyを探します。
後は、コードを当てはめて完成です。端折り過ぎ?笑
※コードの話をすると、リハモやらなんやら話が変わってくるので、またの機会にお話しします。
あと、keyを探す手間を省くには、最初からkeyを決めて、その使える音(ピアノ等で確認しながら)で鼻歌を歌うことです。
僕が、お客様に鼻歌からコード当てを依頼されたときは、当然、音はスケール外が多いです。なので、「多分、こうしたいんだろうな」ってお客様の気持ちを汲み取りながら音にします。(もちろん、了承済みです)
こちらとしては、お仕事なので手間がかかるのは全然良いのですが、ただ、その曲が純粋に自分のものじゃない!って想いを持たれるお客様もいらっしゃるので、そうならないためにも、まず、自分でkeyを決めて作られることをお勧めしています。
3、好きな曲をパクる
聞こえは悪いかもですが、コード進行は著作権がないのでパクってOKです。
(王道進行とか、カノン進行など)
ただ、中には、パクってるから法律上問題なくても盗作だ!って人もいます。気持ちはわかります。
でも、この世の中、自分が作曲した(唯一無二)ものと信じて世に出して、実際は〇〇って曲と同じコード進行だった!ってことは山のようにあります。
なので、「パクる」というより「参考にさせてもらう」の方がより適切な言葉かな?って思います。
以上、3つが、作曲初心者が(歌ものを)作曲するにはどうしたら良いのか?の内容となります。
作曲の先輩(経験者)として思うことは、音楽理論ではー!とか、音がぶつかってる!とか、色々いう人もいます小難しいことは置いといてとにかく作曲は数をこなすことです!(偉そうにすみません🙇♂️)
どんどん作曲が上達してきたら、自分のコード進行の癖が出てきて、そのコードにあなたのメロディが乗ることで、いつか聞き手が心地よいと思ってもらえるようになります。
お互い作曲家として頑張りましょう!💪
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