ドイツ人のすごい働き方
GDPは日本を抜き世界第3位
日本に比べて約1.5倍高い労働生産性
日本より年間266時間短い労働時間
日本より約40%多い平均賃金
思考のスケールは作業スペースの広さに比例する
朝のゴールデンタイムは最も創造性が高まる時間帯
→作業ではなく、創造性の高い仕事をする
机の上=頭の中
日本人は平均して1ヶ月に76分間モノを探している=人生80年で考えると52日間も探し物に費やしている
整理整頓された環境が集中力を高め、ストレスを減らす
→必要不必要を定めて、モノの住所を決める
ドイツ人が正社員として働き始める年齢は、平均30歳前後
→その道のプロフェッショナル(専門家)のして働けるようになってから入社する
起床後のルーティンを明確にしておく
→自分に考える時間と言い訳を考える時間を与えない
目標への道を照らす質問
◉プロジェクト前の質問
・このプロジェクトは会社の大きな目標にどう貢献するか?
・成功するとは具体的にどういう状態を指し、それに必要な要素は何か?
・成功すると会社や関係者にどのようなポジティブな影響をもたらすのか?
◉日々の終わりの質問
・今日の仕事で最も誇りに思える成果は?
・今日学んだ新しいことは何か?それはどのように今後応用できるか?
・作業プロセスは効率的だったか、改善するとすればどこか?
長期的視野をもち、根本原因にアプローチをする
日本人は問題が発生した際、その場を収めるために思いつきの対応をする
ドイツ人は常に効率性を求めるため、全体像を意識し、長い時間軸で考え、ベストな解を導き出す
100%の完璧よりも80%の完成度で実用的であることが大切
→2割の努力で8割の成果を出す
ドイツスタイル
・業務プロセスが詳細に文書化されている
・メンバーは文書化されたプロセスに沿って業務を進める
(メリット)
新人でもプロジェクトの流れや自分の役割、期待される成果をすぐに理解できる
(デメリット)
文書化しているため、市場の変化や技術革新に対応が遅れる
日本スタイル
・業務は個人に依存しており、業務プロセスの文書化が不十分
・マネージャーもメンバーの細かい業務状況を把握していないことが多い
(メリット)
市場の変化や技術革新に迅速に対応できる柔軟性がある
(デメリット)
業務が十分に文書化されていないため、新しいメンバーが業務の全体像を把握するのに時間がかかる
それによりトレーニング期間が長くなり、生産性の低下に繋がる
加えて仕事の属人性が強化され、休みにくくなる