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声優のスタジオ事情って?座る場所編

声優の現場話だったり自身の体験談を昨年からゆっくりペースで書き記しておりますが、今回取り上げるテーマはこちら!

「スタジオで座る場所」

新人にとって、スタジオで何処に座るかは頭を悩ませるポイントの一つですよね。
コロナ禍の今ですと少人数収録だし、座る場所も制限されているから余り気にならないとは思いますが。そのうち再開するであろう皆んな一緒のスタジオ収録の際に、ちょっと気が楽になりそうな話題を書いてみようかなと思います。

さてさて、スタジオで座る場所についての暗黙のルール。それは

新人はドアの横に座る

何でかというと、"新人はドアの開け閉めをしなければならない"という風に言われてきたからなんですが。でもですね、これ"やっちゃダメな人"がいるんです。

一体どういうことかというと。まだ現場慣れしてない新人さんでマルチタスクが苦手だったり、不器用だったりする人はドアの開閉をやらないでいいんじゃないかなと、個人的には思っているんですよね。

真面目で従順な人は「そういうルールだから自分もやらなければならない」という考えに縛られ、キャパオーバーになっていたとしてもあえて自分から重荷を背負いに行く傾向があります。

自分で自分の仕事を増やし、テンパって肝心な芝居に集中出来なくなる。という状況に陥ってる方、実はチラホラ見かけておりました。

胸に手を当てると思い当たる節がある……というそこのアナタ。ドア開閉作業はこの際お任せしちゃいましょう。芝居に全集中でございますよ!そして新人云々ということより自分に余裕が出来たらその暁には、という感じで如何でしょうか。

因みに「ドア横に座ってないと注意を受ける」という場合もあるようですので、そうしたらこの記事を読んだんですッッッて言ってくださいませ!

というわけで、スタジオで座る場所について軽く書いてみました。が、んーやはり書き始めるとアレもコレもと思い浮かんできますね、座る場所にまつわる話。また何かの機会に書いてみようかなと思います。

より自分がパフォーマンスをしやすい状況を作るのも仕事のうち。一つ一つ場数を踏んで経験値を増やして、どういう状態なら今持っている力を発揮出来るのか、または緊張を多少なりとも和らげる事が出来るのか、不安を抱えたままにならないで済むのか。是非考えてみてください。

私はこんな見た目なんですがチキンハートなもんで、いつでも何処でも直ぐ緊張しちゃう性格。自分で自分を持て余すので、そんな時のためにいろんな予防線張りまくってます。沢山の失敗が、今の私を助ける糧になっているのでね。

焦るけど、一歩一歩進んでいくしかないんだよなぁ。ふぅ、、、お互い頑張りましょう!

「現場に行くと、緊張から行動が上手く出来ずに悩んでいる」という方がいらっしゃいましたらお声がけ下さい。お茶を飲みながらお話ししましょう。

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