「エリックゼミ」✖️「デロイト トーマツ」 【Woman in Techプログラム】Day2活動報告
1. はじめに
5/18(木)に行った【デロイト トーマツ グループ「Woman in Tech(以下WiT)」プログラム Day2】の活動報告です!先週のキックオフではデロイトのオフィスにお邪魔しましたが、今回はZoomでの開催となりました。
2. 授業の流れ
ロジカルシンキングの講義
まず初めにロジカルシンキングの講義を40分間みっちり行い、ロジカルシンキングについての基本から手順、応用までをインプットしました!
特に印象に残ったキーワードは①MECE、②グルーピング、③why so / so what の3つです。
①「MECE」はモレなくダブりなく分類された状態のことをあらわし、全体像を掴み俯瞰的な視点が必要な際にとても役立つツールです。
②「グルーピング」は言葉の通り、共通の要素を見つけ似たもの同士を1つにまとめることをあらわし、細分化した情報を構造化する際に役立つツールです。
③そして「why so / so what」は、「なぜそういうことが言えるのか / 結局何が言いたいのか」のピラミット構造における因果関係を明確にする際にとても役立つ思考ツールです。
このように、目的に合わせた情報をロジカルに整理するための考え方の切り口はたくさんあり、とても便利なツールであることを学びました。また、「ロジカルシンキングはスキルであり、[知っている]と[意識すればできる]の差はとても大きい」というコメントを聞いた時には、日常生活から常に意識する必要があると感じました。
ケーススタディ (グループワーク)
続いて「道路公団の立場から首都高速の交通渋滞を解消するには」というお題で、3チームに分かれ20分間グループでディスカッションを行った後、発表を行いました。
ロジカルシンキングの講義で習った「MECE」、「グルーピング」、「why so / so what」を意識し各班で現状分析から施策出しまでを行いました。
また、発表後にはデロイトの講師とエリックさんからそれぞれ講評をいただきました。
デロイトの講師の方には、主にロジカルシンキングの講義で学んだスキルがアウトプットの中でどこに活きてきているか等を講評いただきました。
エリックさんは、似たようなプロジェクトをコンサルタント時代に経験したことがあるらしく、より具体的なツッコミをいただきました。例えば、「そもそもクライアントの道路公団は交通渋滞が起こることで本当に困っているのか、この依頼をしている本当の背景を考えてみた?」、「トラック業者等の法人が使用する車に着目した切り口で考えてみては?」などです。
限られた時間の中でアウトプットを出すことはとても大変でしたが、だからこそ思考の瞬発力やボトルネックを特定するためにいかにロジカルシンキングが重要かをこのケーススタディを通して学ぶことができました。
3. おわりに
エリックゼミの学生はコンサルティングファームに入社予定や志望している人が多いため今回のようなコンサルタントのベーススキルを第一線で活躍しているコンサルタントからレクチャーいただきとても貴重な機会となりました。
また、コンサルティングファーム以外の他業界においても、ロジカルシンキングはプロフェッショナルになるための必須のスキルと言えます。今回の講義で学んだことを引き続き今後のプログラムや人生に活かせるようにしていきたいと考えております。