ギター教本、こうしたら良い案!!!!

最近、アコギの教本を読んでます。
教本によくあるのが、メカニカル(運指)トレーニングが第1章(まずやるべきこと)になっているものです。

確かに、メカニカル(運指)トレーニングはギターを弾く上で重要ですよね。
しかし、メカニカルトレーニングはつまらないです。。。
どちらかと言えば中級者のトレーニングで良いのではないか?と思うのです。

では何を第1章に持ってきたら良いのでしょうか?

私は「あるあるフレーズ」を最初に弾くべきだと思います。
例えばアコギで、カントリーを弾きたいのであれば、「カントリー」というジャンルでよく使われる「フレーズ」を最初に弾いてみるということです。

確かにジャンルによっては難しいフレーズもあるでしょう。

でも外国語の教科書を思い出してください。

最初に何を学びましたか?

「挨拶」ではないでしょうか?
言語によっては「挨拶」って難しい単語を使っていたりする場合もあるのに、最初は「挨拶」が多いですよね。
「挨拶」には「言語の概念」がこもっております。
例えば日本語の「おはようございます。」というのは「お早ようございます」という意味で、朝が早い事を表してますよね。
しかし、「朝」というのはわざわざ表記せず、省略しているのです。
(早いのは朝に決まっとるじゃないか、わざわざ言わすなよ)という概念(日本人の共通認識)が透けて見える気がします。
しかし、英語ですと「グッドモーニング」という表現で、「朝」を意味するモーニングがはっきりと入っております。
英語とは、白黒はっきりさせたい言語なのかも、、という考察ができますよね。

その言葉を話す人々がどういう概念を持っているのか、それが挨拶に現れているのではないでしょうか?

同様に音楽にも「概念」のようなものが存在し、「よく使われるフレーズ」というのはリスナーにそのジャンルであることを暗に匂わせる役割を果たすのだと思います。

外国語は、まず挨拶を覚えてから、アルファベットを覚える。

ギターも初心者がまずやるべきことは、そのジャンルの「挨拶」のような「フレーズ」の方が良いのではないでしょうか?

フレーズを弾くことによって無意識的にジャンルの概念をインストールし、追々メカニカル(運指)トレーニングをしていった方が習得が早い気がします。

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