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[香港] “本物のピーシャオ”を生み出す能力者リン・チンラン①

【堀大河】世界!不思議探訪記いまだ世に知られていない「宝具」を求めて訪ねたあまたの国々。そこで見て、聞いて、体験した出来事をつづる、スピリチュアルな探訪記です。

[香港] “本物のピーシャオ”を生み出す能力者
リン・チンラン①
-不思議な力がもたらす奇跡-

ある道士からの久しぶりの連絡

↑リン・チンラン(林靜蘭)師(©Taiga)

2024年7月14日にアップした「神秘にあふれた国のご利益グッズ①」で「ピーシャオ(豼貅)」のお話しをしました。覚えていますか?
ピーシャオは台湾をはじめ、中華文化圏ではとてもポピュラーなご利益グッズのひとつです。ただし、必ず霊力の高い道士(道教のお坊さん)に開眼してもらわないと、ただの飾りにすぎません。
でも、そういう道士はなかなかいないもの。つまり、御霊の入った“本物のピーシャオ”はなかなか手に入りません。そんな本物を私は身に着けている……。
ここまでお話ししました。
今回は、私のピーシャオを開眼してくれた道士のお話をします。

↑香港のある地区の住宅街にリン師のすまいはある。

2024年12月初旬、久しぶりにその方から連絡が着ました。特別に見せたいものがあるというのです。
すぐさま向かったのは香港のある地区。道士の住まいは静かな住宅街の一角にあります。
名前は「リン・チンラン(林靜蘭)」師といいます。香港だけでなく、中国や台湾でも有名な方です。
いったい何を見せてくれたのかは後で触れるとして、まずはリン師の不思議な力についてお話ししましょう。

世界でも珍しい能力者

リン師は台湾・カオシュン(高雄)の出身で、一族は代々、ピーシャオと契約を結び、「タンキー(童乩)」の務めを受け継いできました。タンキーというのは道教のシャーマンのことです。神々の意思を人に伝える、仲介者です。一方、道士は道教の祭司をいい、両者は役割を分担して、神々に仕えます。
ここで話が混乱しないように、ピーシャオについてちょっと整理しておきます。

↑霊獣ピーシャオ(貔貅)。

ピーシャオというのは、雄の「ピー(貔)」と雌の「シャオ(貅)」で一対の霊獣のことです。厄を除くため「避邪」とも呼ばれています。いまでは財神として広く崇められていて、霊獣ピーシャオをお守りにしたものも「ピーシャオ」といいます。
ですので、以降は「霊獣ピーシャオ」と「護符ピーシャオ」というふうに呼び分けます。
では、話を元に戻しましょう。
リン師の一族はとくに霊獣ピーシャオの意思を人に伝える役目を果たしてきました。が、道士は輩出しませんでした。
そんな一族にあって、リン師はタンキーと道士の両方を務めています。じつはこういう祭司は、世界でも数えるほどしかいないのです。

↑先祖の霊を降ろす台湾のタンキー(©Taiga)

霊力がすこぶる高く、神々に選ばれた者しか、タンキーと道士を両方務めることはできません。リン師には生来、その資質が具わっていたのです。
師は幼いころから、さまざまな奇跡を起こしました。
たとえば村の枯れ井戸に手をかざした瞬間、清冽な水が湧き上がったり、相談者の身体に触れただけで、痛みが取れたり……。
あるときは、永年、不妊で悩み、医者からも妊娠は無理だと言われた女性が懐妊したこともあったそうです。
リン師のこの力は決して昔のことではありません。
世界各地から相談にやってくる人たちに、いまも信じられないような奇跡を起こしています。
こうした奇跡には、必ず師が開眼した護符ピーシャオがかかわっています。
いったいどういうことなのか。
 
次回は、リン師と護符ピーシャオの秘密をお話しします。
 
※リン師が開眼した護符ピーシャオをお頒けします。詳しくは下記をご覧ください。
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https://shop.thesaurus-online.com/items/96898554

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