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[香港] “本物のピーシャオ”を生み出す能力者リン・チンラン③
【堀大河】世界!不思議探訪記
いまだ世に知られていない「宝具」を求めて訪ねたあまたの国々。そこで見て、聞いて、体験した出来事をつづる、スピリチュアルな探訪記です。
[香港] “本物のピーシャオ”を生み出す能力者
リン・チンラン③
-驚くべき、ピーシャオ開眼儀式-
「特別に見せたいもの」とは
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さて、リン師を香港に訪ねたのは、連絡を受けてからすぐ。とはいえ、さまざまな手配があり、実際に訪ねたのは2024年12月の半ばでした。
師の廟はすまいと棟続きになっています。閑静な住宅街に建っているのが信じられないほど、廟内は神秘的な雰囲気に包まれています。
師が「特別に見せたい」と言ったものは、ここで営まれる護符ピーシャオの開眼式でした。
しかし、何年か前、私は、いま持っている護符ピーシャオをここで開眼してもらいました。ですので、これから始まる儀式の何が「特別」なのかは分かりませんでした。
参列していたのは私を含めて5人。皆、リン師から連絡を受けた人たちでした。
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奥から、2人の助手が護符ピーシャオをいくつか載せた台をそれぞれひとつずつ持ってきて、祭壇に供えました。台の形は、日本の三方に似ています。
助手が師の左右に控えると、師は線香を焚いて祭壇に三拝し、脇に設えられた鐘を叩きました。日本のお寺で、お坊さんがお経を唱えるときに鳴らすあの鐘です。
低い音(ね)が響き、線香の煙が廟内を満たすなか、リン師は朗々とお経を唱えはじめました。
突如降臨した霊獣
20分ほど経ったでしょうか、左右に控えていた助手がすくっと立ち上がり、お経を唱える師の前に仁王立ちになったのです。
私を含め、参列した人たちは何が起こったか理解できません。
仁王立ちになった助手を師は三拝。すると、ふたりは祭壇へ向きを変え、供えられた護符ピーシャオに両腕をかざしたかと思うと、ゆっくりと扇ぎはじめ、同時にこう告げたのです。
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「我の力をここに宿す!我の姿をここに遷す!」
なんと、助手たちそれぞれに、ピー(貔)とシャオ(貅)が降りたのです。
この言葉を3回唱え終わると、さらに不思議なことが起きました。
祭壇を照らす2本の太い蝋燭の炎から、火花が散ったのです。
その瞬間、ふたりの助手は何事もなかったかのように、元いた場所へ戻りました。
あっけにとられました。
それから30分ほど師は朗々とお経を唱え、儀式は終わりました。
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師によれば、この儀式は特別な年を迎える際に営まれるそうです。参列できるのは、霊獣ピーシャオが師の夢の中で指名した人だけ。その人たちが指名された理由は、師にも分からないそうです。
「2025年は特別な年なので、2024年の年末にこの儀式を執りおこなうよう、夢告がありました」
2025年がどんな年なのか、霊獣ピーシャオは何も告げなかったそうです。
次回は、ここで開眼された護符ピーシャオを通して、私が体験した不思議な出来事についてお話しします。
※リン師が開眼した護符ピーシャオをお頒けします。詳しくは下記をご覧ください。
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