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ここでは煙立ち込める戦で指揮を執る虫頭の手腕が語られる

 シナリオが進むたびに丸さが増していくオカン属性、ウーティス。
 《LCB囚人》人格もかなり優秀であり、序盤から表裏問わず使っていける優秀な人格を持っている囚人の一人だが、初期より実装されている人格もそれはそれは個性が際立っているものであった。今回はそんなシーズン1人格を話していこうと思う。


《G社 部長》ウーティス

ストーリーの「彼」と違って頭が人間を保っているのもポイント

ステータス・耐性

体力:206
速度:4-8
防御レベル:人格レベル+2
耐性(×0.5):貫通
脆弱(×2.0):打撃

 防御面は並程度なものの、最低値4最高値8という圧倒的な速度がウリの人格になっている。
 後述するスキルが相手より早く動くことを想定したもののため、理に適った性能をしていると言えるか。

スキル1 怠惰:指揮(4+6×1)

 基本威力4、コイン威力6の1コイン貫通スキル。
 沈潜による強化は同期Ⅳからであるが、それを抜くとコイン威力に偏った威力による序盤の上振れが狙えるスキル。強化を除いた最大値は10と目立って高いわけではないが、戦闘開始時に50%の確率で相手のスキルに結構勝てる出目が出ると考えると美味しい。負けてもウーティスの防御性能が低いわけでもないしセーフ。
 コイン的中時に遅い味方に保護を付与する能力も、この人格が相手より先に動くことで後続の安定感を底上げできる。

スキル2 暴食:攻撃命令(6+10×1)

 基本威力6、コイン威力10の1コイン打撃スキル。
 コインに寄った高威力はスキル1と変わらず、使用時と的中時に遅い味方に攻撃性能を底上げするバフを与えるもの。
 機能すれば適用された味方のマッチも攻撃も強化されるため、相手の攻撃を一つ受けながら、本命の攻撃を強く通しに行ける。

スキル3 憂鬱:気合(6+16×1)

 基本威力6、コイン威力16の1コイン打撃スキル。
 この人格唯一の沈潜スキルだが、メインはもちろんそこではなく出目の高さと的中時の攻撃威力減少。特にひとつの部位にスロットをいくつも持つ相手に一度刺しておくと後続のマッチが受けやすくなってとても良い(語彙力)。
 最近は味方にもマッチ可能な守備スキルも増えてきたことでマッチをする機会そのものが多くなってきたことで、マッチの勝ちやすさが更にプラスに回る、かも。

守備 怠惰:ガード(9+4×1)

 基本威力9、コイン威力4の1コインのガードスキル。
 初期の守備スキルにしても控えめな性能。基本的には攻撃スキルで壊したいが、攻撃レベルは軒並み低めのため勝てない時はこれで受けることもあるだろう。
 同期Ⅳで怠惰を得たため、パッシブの発動には役立つか。
 

パッシブ 士気高揚(怠惰×2共鳴)

 両隣にいる味方と自分に次のターンに適用されるクイックをばら撒くもの。
 軽めの条件で早く動けるため、マッチコントロールがさらにしやすくなる。任意の相手スキルを壊していけ。

サポートパッシブ 覚悟(怠惰×4保有)

 体力の高い味方にランダムなバフを与えるもの。
 攻撃威力増加を引ければ儲けものという扱いでも良いし、体力の高いやつの耐久力をさらに上げる目的意識を強く持っても良い。ウーティスの汎用サポパのひとつ。
 守備威力増加もマッチ可能守備スキルの増加でさらに需要が増えている印象。

特徴

 ゴキブリみたいな異様に高い速度からマッチを壊し、後続の攻めを強くするバフ・デバフ要員と言ったところ。
 バフの対象がだいたい「速度が最も低い味方」の為、対象が動いた後にウーティスが動いてしまって意味が無いということが少ない。しかし、通常戦闘(スキルを繋げる方の戦闘)では速度の最も高い敵が速度の最も低い味方を狙うため、相手より早く動かないと相手の速度でマッチが発生してしまう。そのため真に輝くのはマッチを自由にコントロールできる集中戦闘。特に複数スロットをひとつの部位で使用している敵が狙い目。
 先に的確な指示を出し、味方の活路を開くのが上司であり司令官の成すべきことであろう。

思い出

 人格がコスト制になり、低レアリティの人格の需要が上がった「鏡の鏡」にて評価が馬鹿みたいに上がった人格の一人。
 《水袋》の《L社生き残り》ファウストと火力お化けの《黒雲会》ホンルに並ぶ人格だった印象がある。このウーティスの目的は相手のクソデカスキルを壊すこと。お前のことだぞ牡牛
 今でこそ表に出す場合のウーティス汎用00は南部センクに譲っている感はあるものの、そのサポートパッシブの腐らなさは今だ健在であるため一度サポートに入れてみるのも良いかもしれない。
 

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