2024年が終わったので、描いてきたキャラたちについて話していく回
はじめに
このページでは『忍術バトルRPG シノビガミ』の各シナリオについてのネタバレが含まれる可能性があるほか、解釈に間違いが含まれている可能性があります。
基本的に身内卓だったので結構いい加減にキャラ作ってたりするほか、そもそも身内のオリジナルシナリオが多分に含まれているために、逆にどれが配布されたシナリオかが分からなくなっています。そもそもタイトルは出さないようにしていますが万が一のことをご了承ください。
……と、予防線を張ったところで、今回はリンバスの話から少し外れ、去年シノビガミをやる中で描いてきたキャラクターをまとめて思い出語りしたいと思う。なんてったって新年だからね。
どいつもこいつも性癖に従って作ってきたからかなり偏っている。あとだいぶ人を選ぶ。そして語ると言ってもかなり自己満足な殴り書きになる可能性がある。あんまシナリオのロールプレイとか覚えてないのよね、興奮しすぎて。
それでは早速やっていこう。
[霧之芽]せつむ(キリノメ セツム)
鞍馬に所属している……というか、鞍馬の忍法を扱うものの、この子の師匠的な立ち位置である「霧山姥」の指示の元シノビガミに関する情報を集めている子。当時は流派ブックを持っていなかったが、今作ったら確実に独自流派入りしたいる設定。次参加するシナリオあったらGMに鞍替えOKか聞いてみようかな……()
「霧山姥」のことを「お母様」と呼んでおり、任務の類も基本的にお母様のお使いという形で受けている。お母様に褒められるのが一番好きなので、任務も頑張る。
彼女の理念、および口癖は「せつむの任務は絶対です!」。任務を達成して褒められるのが目的のため、他人のことなど気にしてはいないし、そもそもお母様にお願いされたからってお母様のために動いているかも怪しい、故に信念は『我』。
彼女は過去に産みの母から捨てられ、のちに霧山姥に拾われるという経歴を持つ。元々放置子気味だったために母のことは全く覚えておらず、そのまま霧山姥に暖かくシノビとして育てられたため完全に塗り替えられている。初任務がその母親を殺すことだったけど何も知らないまま手にかけるくらいには覚えてない
当時かなり筆が乗っていたのでめちゃくちゃ文も書いてたので乗っけておく。時間がある方はぜひ。
霧山姥は彼女のこと都合のいい手足くらいにしか思ってないけど本人は幸せなのでヨシ!って言ったら悍ましいものを見るような視線を身内から浴びた気がする、解せぬ。
叶接 木綿香(カナツギ ユウカ)
斜歯は指矩班に所属する、シノビを強化するためのあれそれを研究している研究者。気になったものからは飽きるまで離れないが、一度冷めると本当に見向きもしなくなる難儀な性格。
この子の初めて通過してシナリオで、天才系の子に結構執着しているという秘密を受け取ってしまったので、よくある天才に執着する秀才みたいなキャラ付けになった。たとえば自分の義足にその天才の子、キラメキちゃんのデータを使った上で、義足のサポートありきの武装を作ったり。
まあそのシナリオでキラメキちゃんを他PCに取られた上に、そのPCもPCでキラメキちゃんにあかん執着を持っていたせいでキラメキちゃんの足を欠損させるという暴挙に出たので「研究データとして価値なし」になってしまって燃え尽きて病んだ。
しかしその奪っていったPCのプレイヤーが続き物としてシナリオを書いてきたおかげで鞭打って動くしかなくなった。「もう動けないはずだけど、キラメキちゃんがもし動けるのなら取り返してまた見たい」と未練たらたらにして。
色々とあって円満解決……とはいかなかったものの、グッドエンド寄りのノーマルエンドにはなって執着自体はやめたものの面倒は見ている様子。
のちに他の自キャラとCPができることになるんだけどそれは別の話。
黒城 ケイ(クロシロ ケイ)
バレンタインシナリオに向けて持っていったいわゆる男の娘。元々他の方が入る予定だったのだが参加できなくなり、代打で参加した際にその他の方が男の娘を使おうとしていたためリスペクトとしてメイクしたやつ。隠忍の土蜘蛛所属で、女系社会で差別されて擦れてしまった悲しき過去持ち。抜け出すことができたのは成人してからだが、その見た目の幼さと精神年齢の未成熟さで人間たちの通う学校に通っている。
そして来たるバレンタインシナリオ。他のPCは男性不信の女の子と依存体質というか自罰的というか……な女の子だった。バレンタインシナリオだってんだろなんで男性不信キャラとか持ってきとんねん。
結果的に男バレして刺されそうになるわ、自罰的に自分の目をくり抜いて「これで許して?」って【血餅】で作った兵糧丸を押し付けられたりして精神がぶっ壊れた。話は聞くし言うことは聞くから仲良くして、私の話も聞いて。
[霧之芽]満憑(キリノメ ミヅキ)
隠忍のシノビ。霧山姥に師事しているが、せつむのように心酔しているわけでもなく、しっかり手足として動いている。
撮る写真全てに幽霊が映る摩訶不思議写真家。その実態は任務で各地を回るたびにそこにいる霊を引っ掛けてしまい、それがレンズ越しに顕現しているというもの。彼自身は霊を視認できず、写真を介することでしか確認できないものの、霊自体は確かにそこに「居る」ため、満憑がいる場所は常に霊障として実害を及ぼしている。彼がカメラを向けた場所にはさらに強烈に影響が出るとか。
冴音 涼(サネ スズミ)
ハグレモノのアマチュア彫刻家。身体の一部が定期的に結晶化し抜け落ちる奇病を患っているが、その結晶が彫刻の元として使えるほど綺麗なため本人はそこまで気にしていない。
愛する彼女が新興宗教にハマってしまっていたためにそこに潜入し、取り戻そうと奮闘する。削り出した水晶で作り上げた分身を【双影】として動かして敵を挟撃するのが得意戦術。
手に持つ釘と鎚は彫刻用の道具であり、岩を削るのではなく浮き掘るように取り出すのが特徴。ギリギリまで削り、あと一手でも手を加えたら割れてしまうような繊細な作品が彼の持ち味。
なお、肝心の彼女はPCに紛れ込んでいた新興宗教の神にボッコボコにされたものの手放さずに済んだが、結果生き残ることができずに結晶化した自分の宝石と彼女から抉り出した骨で最後の作品を作り上げてそのまま息絶えた。その後屍衣化したけどそれはそれ。
ちなみに彼は過去、両親が事故死した際にその二人の骨を使って見事な彫刻を作り上げており、その奇跡的な噛み合いを「運命」と称し、内側にこそ神が宿るという持論を確立させた。
咎目 閑(トガメ シズカ)
私立御斎学園の生徒会OB。絶対音感の持ち主なのだが、異常なまでに聴覚が敏感なため、生活音や環境音も不快に感じてしまう。自分の声ですら聞きたくないため、静かなところで一人暮らしをした上で、できる限り外出を控えたりドアの鍵をガチャってしないカードキー式にしたりと徹底的に音を遠ざけている。
そんな中で愛する彼女、彼女である。その子の声だけは不快なく聞ける声であり、勝手にサンプリングして常時無限ループしている。しかしシナリオ中でパラレルワールドの彼女の恋人(他PC)とはち合い、奪い合いの末に離れ離れになってしまい生きる気力を失ってふらふらと外に出た。その後はあらゆる音に飲み込まれて意識が朦朧としているうちに道路に踏み出してしまった。
妹がおり、そちらは現在進行形で生徒会として活躍している。
咎目 結稀(トガメ ユウキ)
私立御斎学園の生徒会所属で閑の妹。礼儀正しく文武両道、みんなから愛憎混じった感情を向けられているが、どこ吹く風といった調子であまり気にしていない。剣道の腕前も相当なもので、一度大会で「魔に見えないほど素早い一撃」と称される一本を取ったことで界隈を騒然とさせた。忍んでない。
意外と世俗的なものにも興味があり、お茶会と称して客が持ってきてくれるポテチに興味を持ってただの女子会になったりもしている。愛憎の「愛」の6割くらいはこういうギャップで得ている。
「独自設定」の持ち主で、「善い人」であるために心に仮面を被っている。周りに望まれる自分になるように、大切な友人の役に立とうと本気で尽力するし、もし友人が成功すれば本気で喜ぶ。……が、奥底の気づかないところではしっかり黒い感情が溜まっており、気づいてしまえば爆発してしまうかもしれない危うさを持つ。シナリオ中でしっかり爆発した。
シナリオ内では三角関係の一角を担い、自分に好意を抱いているPCに自分には好きな人がいるとCOするRPを入れるように秘密にも書いてあった。ほんまギスギスさせることに余念のないシナリオであった。
キャラクター的には「特別監査対象」を握ってきた問題起こしがちなPC1、自分がPC2、みんなの役に立ちたいメイド気質なPC3で、自分はPC1に恋していた。理由付けに「放って置けないから」という感じにしていたが、同時にPC1はPC3が好きなために「応援したいが失敗してしまえと思っている」と嘘を背負っている。
PC3がPC1に告白する場所として考えていた花壇の花で「好き嫌いゲーム」したり火をつけたりしてキチゲ発散と恋路の邪魔を同時に行った。PC3に「あなたは周りに慕われて、普段通りにしているだけで、必死に頑張るこちらよりも周りに気に入られている。」「花壇の一番大きく咲く花に、小さい花は敵わない」と揶揄されたことで地雷をぶち抜かれたのもある。
最終的にPC1の「特別監査対象」の原因が妖魔に一部取り憑かれていることによるポルターガイストであると判明したためにその妖魔を斬り、同時に「放って置けない理由がなくなった」と自分の恋心にも一つの区切りをつけてしまい込んだ。
……と、まだまだいるのだが今はこのくらいで。
ひっくり返してみると結構な数がいて若干記憶が朧げなシナリオもあって書くのに時間がかかることが判明した。
またどこかの機会で自キャラ紹介ができればいいね。キャンペーンシナリオで現在進行中で暴れてる子もいるし。