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動画配信サービスは私の超大容量レコーダーという話

私のみたいアニメは、大体深夜に放送される。

子どもの寝かしつけは、どんなに遅くとも22時には終わる。

だからアニメは必ずリアルタイムで見ることができる。

……と、思いきや敵がいる。寝落ちだ。週何回か必ず寝落ちする。目が覚めたら大体深夜2時。間に合ったり、間に合わなかったり。

1話でも逃すと見る気が失せる。1話目を逃すともう冷める。

これで何本見たいアニメを見逃してきたか。なんて面倒くさい性格。

でもこの時代には救世主がいる。

動画配信サービス!

何個も登録すると月額料金がやばいので、私はアマゾンプライム一本勝負。

今のところ私の趣味を十分に網羅してくれている。見たいと思っているアニメは大体配信してくれている。

まるでアマプラは、私の超大容量レコーダーのようだ。

しかも自分で放送日を確認し、録画予約をする必要なく、そして容量を気にする必要もなく、新クールで放送されるアニメがどんどんそこに溜め込まれていく。

1話目を見逃すこともない。最終話が見られなかったと泣くこともない。

なんて親切、そして安心設計!万歳アマプラ!万歳動画配信サービス!!




見ない。

ウォッチリストに入れたアニメ、1話も見てない。

いちいち探さなくてもいいようにウォッチリストには入れている。リストに入れているときはメチャクチャわくわくしている。ゆっくり時間が取れたら見ようと、どんどこリストに入れていく。

いざ時間が取れたとき。

見ない。

「いつでも見られる」という安心感から、時間が取れると他のことにその時間を使ってしまう。

「今日別に見なくてもいいかな~」を何十回と繰り返し、

結果、見ない。

かつて家のレコーダーでもやっていた。録画しているからと安心して結局見ないまま容量だけ食わせていたアニメの数々(そして気づいたら親に消されている)。

まんま。そのまんまやってる。違うのは親に消されないだけ。

やっぱりアマプラは、私の超大容量レコーダーだったようだ。

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