【名曲ライブラリ】 Blue Velvet
作詞: Lee Morris 作曲:Bernie Wayne
1951年にバーニー・ウェインがヴァージニア州リッチモンドにあるジェファーソンホテルを訪れ、夜な夜なパーティーを繰り広げる女性のドレスにヒントを得て書いたと言われる曲。ColumbiaレコードのA&Rであるミッチ・ミラーに売り込み、すぐさまトニー・ベネットに提案、バックはパーシー・フェイス・オーケストラによって7月17日にはレコーディングされました。
トニー・ベネットによる録音もそこそこヒットしましたが、その後ボビー・ヴィントンによって1963年に録音されたヴァージョンが大ヒット。3週にわたって全米No.1を獲得しました。ポップな感じですね。
でもわたしのイチオシは、トニー・ベネットとk.d.ラングによる2011年のデュエット・ヴァージョン。雰囲気、サウンド的にも最高です。トニー・ベネットはつい最近95歳で引退を表明しました、全然変わらないと思っていたけど、やはり10年前はかなり若いですね。
おまけで、ファッション・ブランドのH&Mがプロモーションのために作ったLana Del ReyによるBlue velvetをフィーチャーしたビデオ。音楽的には好みではないけど、映像としてはなかなかクラシックな雰囲気がいい感じで面白いので紹介しておきます。
山下達郎さんによる「ON THE STREET CORNER」に収録されたアカペラ・ヴァージョンというのもあるのですが、デジタルでは公開されていないようなので、ご興味ある方はフィジカルで探してみてください♪