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VCT ASCENSION PACIFIC開催地変更について思うこと
ASCENSION PACIFIC 2024に関する変更のお知らせがRiot公式から公開され、
開催地、開催日程が更されました。上記について東京開催でなくなったことは非常に残念ですが、良い点もあったのでこの記事で変更点と所感を書いていこうかと思います。
開催地の変更
開催地が日本・東京からインドネシア・ジャカルタへ変更になりました。
ニュースには以下の内容が今回の変更になった理由として記載があります。
遺憾ながら、本大会については東京で私たちの目指す水準を満たす解決策を導き出すことができませんでした。仮に現行の計画で進めた場合、大会の総合的な品質の面においても、APAC地域全体のファンの観戦環境においても妥協を余儀なくされてしまうでしょう。これについては実際に、配信環境の制限、大会形式に対する制約、そして出場チームの競技環境悪化の潜在的リスクなどが懸念される状態でした。
内容を見た際に変更として大きく関わっている部分は「大会形式に対する成約」、「出場チームの競技環境悪化の潜在的リスク」であると思われます。
大会形式に対する成約
今回の大会形式はGSL方式をベースとした独自形式のグループステージであり、ブラケットに配置されたチームごとで有利、不利があったため公平な大会形式とは言えないものでした。そのため、コミュニティからは批判の声がありRiotとしても公平な「ダブルエリミネーション」へ変更することを検討していたのではないでしょうか。
しかし、直前での日程変更では場所を抑えることは難しいです。(大きい施設は利用の1年前ぐらいには場所を抑える必要があります。)これに関しては「Riotさん…もう少し慎重に考えてくれよ…」とは思います。
出場チームの競技環境悪化の潜在的リスク
競技環境悪化の潜在的リスクについては選手たちのビザ問題でしょう。日程が変更となったことで興行ビザの延長が必要ですが、申請条件・必要書類が複雑なため直前での申請(1か月前)では大会まで間に合わない可能性があります。Tier1への昇格を賭けた重要な1戦で万全な状況で戦うことができないのは参加チームとしても心残りになります。ファンとしては全チーム万全の状態で戦ってほしいのでこれはしょうがないかなと思います。
日程の変更
今回の開催地変更とともに開催期間の変更もありました。
開催期間:2024年9月20~29日
これに伴い、大会形式が10チームによるダブルエリミネーションブラケット方式に変わり全チームの公平性が担保されました。(この変更は非常にGood、コミュニティの意見を取り入れようとする姿勢は評価されるべきと思います。)
この変更は出場チームとしても、競技シーンファンとしても非常に喜ばしいことです。全チームに平等なチャンスがあるのは競技としてあるべき姿だと思います。今後もこの形式で実施していってもらえればいいですね。
全体を通して
今回のASCENSION PACIFICが日本開催でなくなったことは非常に残念ですが、私は概ね納得しています。日本開催で無くなったことに対して批判している人たちもいるかと思いますが、大会自体が無くなったわけではありません。配信で自分の推しチームを応援していきましょう!
各リージョンの代表チームが全力を尽くしてTier1昇格を目指していただければと思います。全地域の代表の方々、GLHF!
追伸)Riddleファイティン!!
補足事項
本記事は、ライアットゲームズが公式承認するものではなく、ライアットゲームズの製作・管理に正式に関与したいかなる者の見解・意見に基づくものではありません。