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サンキュー♥ちばフリーパスで東金へ行ってきた

千葉県内の様々な鉄道が2日間乗り放題となる「サンキュー♥ちばフリーパス」を使って、2024年10月12日、13日の1泊2日で千葉県を旅行してきました。二日間のうち二日目は東金を巡ってきたので、その模様を書きたいと思います。(一日目の模様はこちら


銚子から東金へ

銚子の宿を後にして(せっかくなので朝風呂も入りました)、総武本線でまずは成東を目指します。
日曜朝の総武本線、ということで、これから買い物にでも出かけるんだろうな、という若い人たちが多く乗っていました。

そして成東からは東金線へ。
東金線は大学時代によくやっていた東京近郊区間大回り乗車でよく利用したものの、東金線内の駅に降りたことはありませんでした。
そんな場所に行ってみようと思ったのは、東金市が制作しているアニメ「とーがね!おまつり部」と「とーがね!クロニクル」を見て、歴史のある街だということを知ったのがきっかけでした。

東金駅

というわけで東金駅に降り立ちました。
改札口はこの写真に写っている側にしかありません。

八鶴湖~日吉神社

八鶴湖

まずは八鶴湖(はっかくこ)へ。現在の東金高校がある場所に、徳川家康が鷹狩に来た時に宿泊するための御殿があったそうなのですが、その御殿からの眺望をよくするためにつくった池であると言われています。
単に眺望をよくするためだけではなく農業用水用の溜池も兼ねていたそうです。
春に来ると桜が湖畔に咲くそうですよ。

日吉仁社へと続く切り通しへの入り口

その徳川家康が東金に来た時に参拝したとされている日吉神社に続く切り通しの道が八鶴湖から伸びているので歩いていくことにしました。入り口は住宅街の裏路地にしか見えませんが……

木々が茂っています
人通りも少なく静かです

一歩入ると景色は一変します。

日吉神社の杉並木

切り通しを抜けて日吉神社に入ると立派な杉並木があります。江戸時代からのもので市の指定文化財です。

日吉神社
「とーがね」シリーズで日吉神社の巫女として登場する神代すばる(CV: 工藤ひなき)


続けて、ときがね湖まで歩いていくことにしました。

ときがね湖

道中、日吉台の分譲地を通っていくと、何やら見覚えのある看板が。
「とーがね」シリーズでCMが流れていた「ナミカワ不動産」の分譲地のようです。

ちょうど上の動画の13:50あたりから始まるCMがそれなのですが、現地行ってから見るとCMの最後に空撮で映っている住宅街がまさにその日吉台だというのがわかりますね。

ときがね湖

というわけでときがね湖。ダム湖です。

房総導水路事業の立て看板

ときがね湖は房総導水路の一部をなすダムで、その水は利根川から引いてきているとのこと。
房総半島の内陸部には安定した水源がないため、この導水路の水は生活用水や工業用水として千葉県を支えているそうです。

八鶴亭

八鶴湖に戻ってきました。次は八鶴亭へ向かいます。

八鶴亭
八鶴亭
八鶴湖から見た八鶴亭

八鶴亭は国登録有形文化財で、大正から昭和初期にかけて建てられた旅館です。北原白秋をはじめ多くの文人が訪れたそうです。
2023年7月まではレストランとして営業していました。現在は一般公開はしていないようです。

東金駅東口

跨線橋

今度は駅の反対側に行ってみます。
先ほどまでの歴史のある建築物があるエリアは駅の北西側の丘陵地帯で、南東側は低地が広がっています。
東金駅は北西側にしか出口がないので、南東側に行くには跨線橋を渡る必要があります。

東金駅の東口

東口には市役所やイオンが入居するサンピアというショッピングセンターがあって、よくある地方の小都市といった光景が広がっています。

「とーがね!おまつり部」のエンディングテーマである TЯicKY「東金タイムカプセル~ココロノヒミツ~」の歌詞に出てくる風景はこれだったのか、と。

サンピアの中をぶらぶらとして、目についたお店でお昼ご飯を食べてから、山王台公園へと向かいます。

山王台公園~雄蛇ヶ池

山王台公園からの眺め

山王台公園からは東金市の市街地だけでなく、遠く九十九里浜までを見渡すことができます。

古山王神社

山王台公園からは古山王神社への参道が延びていました。
こちらを抜けてさらに歩いていくと八鶴湖まで戻れます。

ここまで来て、まだ日没までは時間があったので、雄蛇ヶ池を目指すことに。

雄蛇ヶ池は慶長時代に作られた溜池で、房総十和田湖などとも呼ばれる大きな池です。
かつては心霊スポットとして有名だったそうですが、釣りスポットとしても有名だそうです。
「とーがね!クロニクル」の8話に登場した場所なのですが、登場人物たちが「普段行かない」と言っているだけあって、かなり遠い(3km以上)です。

ええ、そこまで歩きましたがw

宝珠山法光寺の近くにあった「豊地」の石碑

雄蛇ヶ池の近くに宝珠山法光寺という歴史の古いお寺があったのですが、その入り口近くに「豊地」という石碑が。
なんでも、このあたりは雄蛇ヶ池のおかげで比較的灌漑用水には恵まれていたそうで、逆にそれが仇となって灌漑設備の近代化と耕地整理が遅れた、というような内容のことが書いてありました。

雄蛇ヶ池の案内図
雄蛇ヶ池

一周3.3kmという大きな池で、とてもきれいな景色を楽しむことができました。ただ、既に時刻が16時頃で、明るいうちにを回り切れる自信がなかったので半周でやめておきました。というのも、

湖畔の遊歩道

道中がこんなんなんですよね。カメラの自動補正が効いてて写真では明るく見えますが、体感ではもっと暗いです。
「とーがね!クロニクル」では、夜にここを訪れるシーンがあるのですが、絶対に真似しちゃいけませんね(※日没後は立ち入り禁止となります)。

福俵駅から東京へ戻る

大和村道路元標

ここまでくるともう東金駅ではなく福俵駅のほうが近いので、帰りはそこまで歩いて行ったのですが、道中で見つけたのが大和村道路元標(道路の起終点を示す標識のこと)。1919年(大正8年)4月の旧道路法を根拠に設置されたものと推測され、よってここが大和村の中心地であったということも推測されます。ちかくに山口区民会館や田中区公民館があるというのもその名残のようですね。

大和村は昭和28年に東金市と大網市に分割されて吸収合併された村で、雄蛇ヶ池や福俵駅があるあたりに相当するようです。

福俵駅への道

広がる田んぼと、遠くに福俵駅周辺の住宅街、ということで、きっとあそこに市街化調整区域との境界があるんだろうなーというのがわかりやすい風景。
どことなく、埼玉の実家があるあたりを思い出させてくれる風景で、なぜか懐かしくなりました。

福俵駅に入線する成東行きの電車
福俵駅のホーム

福俵駅は単式ホームが一つのみの簡易な駅です。千葉駅に一本で行けるからか、駅の見た目の割に利用者が結構いました。

大網駅にあったペットボトルキャップアートのE257系。表示がツッコミどころ。
わかしお18号の表示

この後は大網から「わかしお18号」で東京へ戻ります。

どうやら福俵から乗った東金線で蘇我まで行っても「わかしお18号」には追い付かれなかったうえに特急料金も安いということに後から気づいたのですが、まあ少しでも長く特急に乗ってたほうが鉄オタ的には得だよね、と謎の理屈をつけておきます。

京葉線には何度も乗ってますが、特急わかしおに(特急運転がされる区間で)乗るのはこれが初めてでした。
夜の京葉線を特急電車で走るというのは総武本線経由とはまた違った景色が見られて楽しいです。
海浜幕張からはZOZOマリンスタジアムの野球観戦帰りのお客さんがたくさん乗ってきました。

東京駅地下ホームでこれまで乗ってきたわかしおを撮影

サンキュー♥ちばフリーパスの効力は舞浜で切れてるので、下車駅の五反田で精算。
気になっていたアトレの点心酒場PAOPAO+(https://www.atre.co.jp/gotanda/shop/5507/)で一杯やって帰宅しました。

お土産

ぴーなっつパイ・最中・饅頭

銚子駅のNEWDAYSでサンキュー♥ちばフリーパスを提示すると割引が効くので、自分用にぴーなっつパイ・最中・饅頭を買ってきました。
ピーナッツ風味の白あんが入ったお菓子で、落花生の鞘みたいな見た目をしています。
個包装がしてあって日持ちもするのでおすすめです。

まとめ

というわけで一泊二日で千葉県を旅行してきた模様をお届けしました。
銚子は東京から日帰りだと微妙なプランになりがちなので、銚子を余裕をもったプランで楽しみつつ、前々から行ってみたかった東金を絡めるということで満足度の高いプランとなりました。

東金からはバスで九十九里浜へ出るルートもあり、サンキュー♥ちばフリーパスの対象路線でもあったのですが、いかんせん本数が少なすぎてプランに組み込めず、結果めちゃくちゃに長い距離を歩くプランになってしまいました。
これはアレですね、こんな行き当たりばったりのプランなので、他人を巻き込めないですね (笑)。

というわけで、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。


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