魔法の箱から飛び出した女の子達

先週末の12/20(金)〜12/22(日)にかけて「Magic Socks(マジソ)」が横浜のDMM VR THEATERにて開催されました。

GEMS COMPANYという、スクエアエニックス齊藤陽介氏プロデュースでディアステージ(でんぱ組.incなど)所属のアイドルグループ、通称「ジェムカン」による3日間5公演の2回目のライブです。

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2回目のライブではありますが、2ndワンマンという意味ではなく、今年5月末におこなわれた1stワンマンライブ「Magic Box(マジボ)」のバージョン1.1として開催されました。

一言で言うと最高のライブだったので書きたいことはたくさんあります。

でもそんな事は他の皆も書いてるし、そんなに文章力もないので、僕はジェムカンのこれまでとこれからに向けてのありのままの気持ちを色々振り返りながら書こうと思います。



後のジェムカンのうちの最初の2人、珠根うたと星菜日向夏に出会ったのは、彼女達の初配信から2日後くらい。2018年の4月でした。

バーチャルyoutuberをよく見てて、ある時にふと珠根うたがyoutubeのオススメだか、関連動画に表示されていました。

その時の衝撃は今でも忘れません。

いや、正確に言うと、その動画を開いた時の衝撃でしょうか。


とてもメタな内容になってしまい申し訳ないのですが、動画のサムネイルを見た時は単純に

「うわ可愛いモデルが綺麗!」

って感じでしたが、いざその動画の中身を見てみると

「え……ああCGか。たしかにこの方法でもバーチャルyoutuberみたいにできるよな……いやまてよ………違うこれ"居る"んだ!」

みたいな思考が0.5秒くらいで駆け巡って

「何なのこのクオリティ……(ドン引き)」

呆然としてました。


そしてその翌日、星菜日向夏も見つけたわけですが

「質感が完全に同じで、どう考えても個人のクオリティじゃない。けど企業っぽくは無いし、2人も特に関係性は無い。」

「これは、何か面白いことをしようとしてる人がいる」


さっきも書いたとおり、メタな内容で本当に申し訳ないのですが、コンテンツのデビューを偶然見つけると追いたくなるのがオタクの性ということで、彼女達の動画を見たり、配信を見に行ったりしました。


ただ、その時期は他にもゲーム実況や配信、バーチャルyoutuberなどもたくさん見ていました。

ほぼ毎回、彼女達の配信は見てたし、うーたま(珠根うた)の甘酒の動画を見て、自分でも甘酒を作るくらいにはハマっていました。

しかし、上記のせいか3人目以降を知るのは少し後になります。


そして、あの伝説のうたひなカラオケ回などを見て「やっぱり何か始まろうとしてる!」とワクワクしたりしていたある日、うーたまが登録者数1万人を記念してこの動画を出します。

僕にとって、とても大切な日になった7月16日でした。


初めて彼女を見つけた時も衝撃を受けましたが、これを見た時の衝撃も凄かったです。

このクオリティの高さは絶対にネットで考察してたり、記事にしてる人いるだろ!と思ってgoogle先生で「珠根うた」と検索しました。

出てきたのは「うーたま族」という言葉。

やっぱり記事にしてる人いるよな、ひなちゃん(星菜日向夏)と合わせてこう呼ばれてるのか、と記事を開くと、その時点で既にさらに5人もいました。合計7人。

珠根うた(うーたま)、星菜日向夏(ひなちゃん)、奈日抽ねね(なにぬ)、有栖川レイカ(レイカ様)、音羽雫(ポン姉)、城乃柚希(柚希ちゃん)、水科葵(みずしー)


なんてこったい

即、全員Twitterフォロー

後のジェムファンとなる彼女達のフォロワーも何人かフォロー(だいたい配信のコメントで見たことある人ばっか)

次の日、なにぬと柚希ちゃん、みずしーの3人の配信があったので見に行きました。

この日がなければ、その後の1か月で次々と起こる彼女達の邂逅はリアルタイムで見れていなかったかもしれません。


決して古参アピールなどではないですが、あのジェムカン発表1か月前に追ってた人は、あの時期のワクワクは鮮明に覚えているでしょう。


彼女達はどんどん出会いを重ね、迎えた8月18日。


遂にGEMS COMPANYが発表されました。

これは約1年後の友人とのLINEですが、まさに当時はこんな感じで「何を言ってるのかわからねーと思うが……」でした。

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もちろん周りのジェムファンも似たようなもので、アイドルなんて応援したことない。

アイドル界隈の闇というか、そういう所があることを何となくでも知ってる他界隈出身のオタクとして不安いっぱいにアイドルの応援の仕方を皆で勉強してた記憶があります。

そしてTGSに出たり各ユニットの楽曲が発表されたりして、普通の女の子達がアイドルになっていく姿を見ながら時が流れ、2019年4月に初のワンマンライブ「Magic Box」の開催が発表されました。


配信や動画では、コール講座やレッスンの話、彼女達の想いが語られ、ニコニコ超会議では全員曲のお披露目がありました。


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これはライブの最初に流れた言葉です。

それまでと、そしてそれからの夢を想起させるこの言葉は半年たった今でも涙が出ます。


どなたのnoteでも語られているとおり、マジボはファンを含めて皆の緊張が伝わりました。

それでも回を重ねるごとに成長し、最終的には大成功を収めました。

間違いなく、伝説のライブです。


そして遂に今回のマジソの話ですが、やはり1番のイレギュラーは、うーたまの不在でしょう。

あの公式さんからのツイートを見た時の感情は何とも言葉にし難いもので、メンバーやスタッフはもちろん、ファンにもそれぞれ色々な想いがあったと思います。


マジボから半年、どんな姿を皆見せてくれるんだろう。

でも今回は12人じゃないジェムカン

うたひな回はどうなるのか。

オマフレやJGJは?


でもポン姉やみこみこ(※)の代役が発表され、あまり語られこそしませんでしたが、メンバーもそれぞれこのライブへの想いを持ってるであろう姿を見て


「どうせまた最高を見せてくれるんだろ」

という安心感が芽生えました。


今は今で全力で楽しみたい。


そんな気持ちで迎えました。


マジソが終わってどうだったかというと

最高でした。

完全に期待以上を見せてくれました。


そして千穐楽、最高のライブを見せて貰った最後にに発表された2ndライブ。


「うわああああああ!!!」

「よっしゃぁーーー!!!!」

「絶対行く!」

とか叫んでいたのですが、これからもっと大きな舞台に向かって成長する彼女達を見れるんだと思い


ジェムカン発表前の初々しい配信の姿

ジェムカン発表直後の未来に向かう姿

緊張しながらも成長を見せてくれた1stワンマンライブでの姿

色々あったなか、それでも安心感を持たせてくれた彼女達の姿

そしてやっぱり期待どおり、最高を見せてくれたマジソでの姿


それらすべてが頭をよぎり、気付けばボロボロと泣いてました。


この子達を応援してて本当によかった。


泣いてる途中にも、これまでの色々な彼女達を思い出され、止まらなくなりました。


魔法の箱から飛び出した12人の原石。

彼女達はすでに宝石のような輝きを存分に放っていますが

まだまだもっともっともっと、上に向かって進んでいくのでしょう。


ジェムカンはいいぞ?

いや違う

ジェムカンはな、めちゃくちゃいいぞ。




ちなみに長谷のアナウンスで泣き止んで、笑いながら泣いて僕のMagic Socksは終焉を迎えました。



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