系所属点2900点への近道
この記事では系所属点を稼ぐ上でのアドバイスを22Bの生命6位である私が書きます。特に生命からの転院を狙っている学生にとっては非常に有益な情報となっていると思うので、ぜひお読みください。
1.おすすめの科目
1Qのおすすめ科目
情報リテラシ第一:悪いことは言わないので取っておきましょう。このような情報系の授業は大抵いい点来ます(icj以外)
2Qのおすすめ科目
情報リテラシ第二:ここでLaTeXを習います。予習をして、周りの学生にドヤ顔で教えてあげましょう。
情報理工学基礎第一:これは工学院や情報理工学院志望の学生におすすめの授業です。集合や写像、無限といった数学のうち情報分野に関する概念を学べます。この講義の成績はほとんど最終レポートによって決まります。それは、「本授業で扱われる概念がどのプログラミング言語でどのように実装できるかを述べよ」か「本授業で扱われる概念が社会でどのように実装・活用されているかを述べよ」のどちらかのテーマについて書きます。これに本気で取り組めば100点来るのでぜひ挑戦してみましょう。
コミュニケーション論:楽らしいです。
外国語への招待1:課題は毎回の授業の要約と感想それぞれ120字と期末レポート2000字です。2022年はオンライン授業でディスカッションしないで済みました。ある程度頑張れば90点来ます。
1-2Qのおすすめ科目
物理学実験第一:くっそぬるい実験をして、レポートをするだけでほぼ確実に90点以上が来ます。レポートを本気で書いて100点を狙いましょう。2022年は、コロナの影響もあり履修できる人を選抜していました(たしか履修理由みたいなのを書いた記憶があります)。おそらく2023年も抽選となると思うので、ここも手を抜かずに必ず履修できるように頑張りましょう。
物理学演習第一:演習しておくと、必修の授業の内容も理解しやすいので、履修しておきましょう。比較的高得点が来やすいです。
環境安全論:ユニットによって1Qか2Qのどちらかで履修します。過去問さえあれば簡単に90点以上がとれるのでお勧めです。
3Qのおすすめ科目
生命科学基礎第二1:前期よりも少し難易度は上がりますが、ひたすら暗記するだけなので、満点を稼ぎやすいです。ほかの科目だと計算ミスで減点される可能性がありますが、この科目はマークシートなのでその点安心できます。
コンピュータサイエンス第一:pythonを学びます。割と多くの先生が90点以上をくれるので、履修しましょう。まじの初学者には少々大変かもしれないので、夏休みの間に簡単に予習しておくといいです。
情報理工学基礎第二:第一と同じ先生が論理、アルゴリズム等について解説してくれます。この講義も第一と同様にほぼ最終レポートで成績が決定します。テーマは「数理・情報分野の論文を2編以上調査し、サーベイ論文形式でまとめよ」か「本授業で扱われる概念がどのプログラミング言語でどのように実装できるかを述べよ」のどちらかです。2022年では前者のサーベイ論文の方を高く評価すると仰っていたので、ぜひチャレンジしましょう。(個人的には結構難しかった)
図形科学とCG1:環社向けではなく工学院向けの科目です。最初の3回はコンパスを用いた製図を行い、そのあとはプログラミングを行います。ですが、多少数値をいじる程度ですのでそこまで難しくはないです。90点以上が簡単に来ます。
言語と文化:毎回簡単な課題を提出し、最終レポートを出すだけで90点以上を獲得できます。
科学史A:楽らしいです。課題は期末レポートのみです。書く内容が指定されており、それを埋めていく形式です。ちょっとした期末試験もあるが、量も少なく過去問通りの出題です。
4Qのおすすめ科目
生命科学基礎第二2:第二1よりもさらに難易度が上がっていますが、覚えるだけなので、頑張れば満点取れます。(ちなみに私はあまり高得点取れませんでした)
コンピュータサイエンス第二:第一と同じようにpythonを勉強します。課題ちゃんとだせば90点以上来ます。情理の友達に教えてもらうといいでしょう。そしてお昼ご飯をおごりましょう。
情報理工学基礎第三:この講義では、三人の先生がオムニバス形式で確率、曲線、表現論について解説します。レポートだけで成績が決まります。特に表現論を担当して頂いた教授はかなり個性的な方で印象に残っています。個人的にはかなりゴミレポを提出したと思っていたのですが、満点近く来たので、おすすめです。
うちかラボ(天文宇宙):絶対履修しましょう!!履修した人のほとんどが満点です。実験して、解析して、実験レポート一つ書くだけで成績決まります。ただこの授業は24人しか履修することができません。実験内容についてどれだけたくさん調べられたかで選抜されます。私は約7000字書きました。
図形科学とCG2:CG1の続きでプログラミングを行います。1のときより多少やることは増えますが、大きく難しくなることはないので、比較的容易にいい成績がとれます。
言語学A:この講義は課題が多いですが、頑張ればちゃんと100点が来ます。具体的な課題は、毎回の感想などと最終レポート発表、口述試験(約30名の生徒が一人3問教科書から問題を作り、そのなかから3題が教授から出題される)です。私は毎回の感想で2000字程度、最終レポートはそこそこ、口述試験はいまいちのできでしたがちゃんと満点が来ました。どこかで失敗してもリカバリーが効きます。
グローバル理工人入門:5,6人のグループで一つの国に関して課題を解決するための提案を行います。各グループにその国のTAがつき、そのTAと話すときは英語で話さなければいけないです。最終的に提案策をほかの学生の前で発表しますが、これ以外にも課題がたくさんあり、結構やることは多かったです。また解決案が思いつかないとかなりしんどい時間となってしまいます。一定数の努力量を払えば満点近い成績が来やすいですが、やることが多いので履修するときは注意が必要です。また、英語でのコミュニケーションが極端に苦手な学生はおすすめ出来ません。(完全に置いてかれます)さらに、グループが決まった後でも履修取消ができてしまい、4人など人数が減って、自分の課題がより増えてしまいます。私も最初6人のグループでしたが、最終的には4人となってしまいました。
3-4Qのおすすめ科目
物理学実験第二:第一と同じように簡単に90点以上来ます。死ぬ気でレポートを書きましょう。
物理学演習第二:第一と同じです。先生によっては、この演習で扱った問題が電磁気学の期末試験の範囲に入っている場合もあるので、履修するのが吉です。
線形代数学第二・演習:前期よりもより深く行列やベクトルについて扱いますが、割と計算が多いです。先生にもよりますが、問題パターン暗記すれば数弱でもなんとかなります。微分積分学第二より線形代数学第二の方がおすすめです。また線形代数はほかの多くの分野に役立つと言われているので、今後の専門の勉強のためにも学習しておきましょう。
以下におすすめの履修科目以外の雑多なアドバイスを載せます。
2.TOEICで単位認定を取ろう!
東工大には単位認定といって、英語の外部試験で一定の成績をとる(TOEICは875点)と授業にでなくても単位がもらえ、かつ成績が満点でつきます。正直メリットがめちゃくちゃ大きいです。必修科目で100点をとることは厳しいため、ここで100点を稼ぎましょう。また、系所属点以外でもTOEICのスコアを使う場面は多いはずなので、このときにいい成績を収めてしまいましょう。私は6月に初めてTOEICを受けて、875点を超えました。
3.LaTeXでレポートを書こう!
LaTeXとは文章作成ツールの一つです。おそらくよく知られているツールとしてwordが挙げられると思いますが、何が違うのでしょうか。それは論文のようなスタイルの文章が簡単にかけてしまうからです。世の中のほぼすべての論文はLaTeXを使って書かれています。将来論文を書く時のためにも、早いうちから慣れておくのが吉です。見栄えもwordより圧倒的に優れているので、良い成績がつく可能性が上がるカモ?(全く同じ文章をwordとLaTeXでそれぞれ提出したことはないので分からないが)実際レポートをLaTeXで作成することを推奨している教授もいました。
4.ユニットの仲間と仲良くなろう!
同じユニットや近くのユニットの人とは、同じ授業をとっている人が多いはずです。課題や試験で協力するためにも、人脈を確保しましょう。
5.先輩や友達から過去問をゲットしよう!
試験勉強を始めるときに、最初にするのは過去問収集です!!同じ努力量をしたとしても、過去問があるかないかで成績は全く変わります。過去問をゲットするうえで、ユニットだけでなく、サークルの先輩といった関係も大事です。私は過去問をゲットするためだけに某委員会(J〇Z〇)に入りました。(結構激務で今はめっちゃ後悔しているというのはここだけ)おとなしくtraPに入った方がいいと思います。
6.出欠関係なしに授業に出席しよう!
ほとんどの人が授業に出席しなくなりますが、できるだけ授業には出席しましょう。期末試験に関する注意など有益な情報が手に入ることもあるので、一限も頑張りましょう。そういう私も5回くらいは授業切ってしまうこともありました。
7.課題は友達と答え合わせしてから提出しよう!
課題を提出する前に、同じ授業を履修している友達と答え合わせをしてから提出しましょう。ケアレスミスで系所属点を数点失うのは非常にもったいないです。
8.単位は40後半以上履修しよう!
系所属には31単位分の成績を用いますが、その分の成績ギリギリしか履修登録しないのは、非常にリスキーだと思います。私はB1の間で52単位すべて取りましたが、ここまで取らなくてもよいと思います。ですが47程度は取っておきましょう。ギリギリだと失敗したときに取りを返しがつかなくなってしまいます。
最後に22Bの系所属のボーダーを調査してくれたほってぃ君のnoteのリンクを貼っておきます。この記事からも、生命からの脱出のためには2900点を取らないと安心できないことがわかると思います。
とりあえずこんな感じです。私も経験したので分かりますが、生命からの転院はかなりストレスフルな生活となってしまう時も多いと思います。ですが成功すればこのあと修士含めて5年間自分のやりたいことをやることができます。たとえ一つのクォーターで失敗したとしてもあきらめないで、最後まで頑張ってください。なにか質問あれば気軽に私のtwitterのDMまで送ってください。