不妊治療と仕事。
勤務22年。
この職場で従業員で不妊治療したのは私が初。んでもって誰もいまだに治療した人なし。
まわりは、結婚してすぐ身籠るか、いわゆるできちゃった婚するかどっちか。
ワタシも結婚してすぐできるとおもってだけど、自ら拒否してしまった・・人手不足がおき大変なったことがあって・・ソレもあって誰かが妊娠報告するとワタシはこの子が復帰して考えよう・・と順番待ちを勝手にしていた。
ほんとに今思えばバカらしい。
職場は人がいなかったらいなかったでどうにかまわる。
ワタシの代わりなんて誰かがする。←コレを産休育休の子のかわりをワタシがやっていたのだ。
治療始める時はすぐ経営者にも部署にも伝えました(のちに経営者も不妊治療経験者と知る)。今となっては全職員、ワタシが不妊治療しているとは知っているけど、逆に言ってよかったと今は思う。気になる子は治療の内容聞いてきたり、妊娠することは大変で奇跡なんだよと男職員にも知ってもらった。はず笑。
有休の範囲内で治療はできていた。急に休んだりとかで迷惑かけた時期はあるだろうがいつの頃からか「そんなの知るか、有休だから文句言わせないぞ」と開き直った自分がいた。
治療始めて何ヶ月たった頃、経営者によばれて「妊活手当を支給することにしたから」と嬉しい報告があった!結局、ソレはなくなって基本給に足されたのだが少しでも認められたことが嬉しかった。良き理解者で感謝している。経営者は結局、子供は授からずにいるのだが治療の大変さは理解してくれたのは働く身としてはほんと働きやすいよね。
先日、最後の移植が終わり「妊娠継続するかは別としてワタシの妊活は終わりました。今までありがとうございました」と伝えました。「あつかれさま、おつかれさま、よかったね最後は陽性で。ごくろうさまでした」といわれ、泣きそうになりました。
19歳から働いて人生の節目節目に何かと助けてもらっている経営者には感謝でしかない。
ワタシは職員にも職場にも恵まれてた。
先に妊娠した後輩を恨んでごめんなさい。
あの頃のワタシに伝えたい。「あなたも妊娠するよ」