健康保険、こんな案どうですか?
今回は柔整の先生に向けて書いて行こうと思います。接骨院の健康保険に興味のある方も参考になる内容です。
健康保険は、一体誰のため?
保険料を支払っている、患者さんのためだと思います。
柔整師のためのものではございません。
ですのでまず、患者さん主体の体制でならなければいけないと思います。
ですが、法律は完ぺきではないのが世の常。
僕が思う接骨院の保険体制の矛盾や問題点を挙げときます。
・診断権が無いのに、カルテに怪我の名前の記入義務がある。
・人は痛いことは多々あっても、怪我はそこまでしない。怪我でなくても、痛むのは事実。寝てても腰が痛い。1日テレビ見ていて首が痛いなど。
・治療費が安いので、一つの怪我で2部位から3部位請求に走る。そうしないと、極貧の生活か廃業が待っている。
・治療長期の場合、理由がいる。長期で治療しないといけない重傷者が沢山集まる院は、街中を調査する必要がある。街中トラップだらけなのか?はたまたそこは内戦地帯?
・返戻でくる文言は、ストレートで良いと思う。そろそろ部位転がしやめませんか?とか、半年治療して治らないならあきらめましょう、とかでいいと思います。忖度はいりません。あと返戻自体誰の得でもなく、皆の労力の無駄。出す方も返す方も。
そこで僕、考えました
どうせ難癖付けて、痛みを怪我に仕立て上げるのなら、保険の使用理由は「どこどこに痛みがある。」にして、保険料が初診3000円、次から1500円で期間は2か月間、最大10回まで治療を受けれらる。これを負担割合で支払う。そこで思い通り回復しないのは患者自身の責任もある。院選びのミスもある。
骨折、脱臼は別枠として扱う。医師の診断も必要なので、これは割とこのままでよいのか?整復料もいい値段だし。だだし、1部位で。安い後療は10回までご自由に。部位の追加は自費で負担。
あとは怪我の数も年に2回まで保険適応。3回目の怪我からは病院へ行こう。または自費で治療しましょう。
こんな感じが丁度良い気がします。
これで保険を使う患者さんも、ここぞというときに保険使いますし、先生方も余計な気を使わなくてよくなります。返戻もこれでまず起こらないと思います。
今、柔整で問題になっている
・診断出来ない免許
・部位転がし(負傷と治癒を繰り返す)
・多部位請求
・長期治療
・頻回施術
(来院してないのに、しているなんて言うのは問題外)
全てが丸く収まるように思います。こんな抜本的改革が進むと、世の中の無駄とストレスが少し軽くなると思います。
患者さんの大半は整形外科と同様に、痛みを取ってもらうための所だと思っています。ニーズとマッチしているのではないですか?
昔の僕や、低所得者にとって接骨院は本当にありがたい存在です。救われている方々がいるのも事実ですが、法律がある限り違法は違法です。そのための選挙があり、市議会、県議会、国会があると思います。柔整師全員とそれに携わる方々。接骨院ファンの国民の皆さんの力があれば絶対可能だと思います…
しかし、万が一この案が通っても、自分は保険請求に戻らんけどw
自分の身に着けた技術や知識、努力はそんなに安くないよw
最後に
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。異論はおおいにあると思います。どうこう言っても、僕たち肩身の狭い柔整師では仕方ないのですね。柔整のコンサルは履いて捨てるほど一杯いますが、保険に対してお上に物言うカリスマ柔整師の出現はまだですかね。ひょっとして今読んで頂いてるあなたがカリスマ?でしたら柔整師や、保険接骨院大好き患者さんの声を国会に届けて下さい。少し応援しますw
それでは、また…
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