たかが鼻水、されど鼻水。
「こどもは鼻水を垂らすもんだ」
昔から、こども=鼻水のイメージは強い。
おじいちゃん、おばあちゃんに言わせてみれば、
「昔はみんな青っぱなを垂らしてたよ。ティッシュなんかないから、服の袖で拭いていたもんだ。」という話を聞いたことがある。
(今の時代、ティッシュがあるにも関わらず、ティッシュは使わず袖口で拭いている我が子だが…)
子供の鼻水は昔から健康のバロメーターのようだ!
何かあるごとに鼻水が出る子供。
だが、
「たかが鼻水…」と、侮ったらいけない。
かく言う私は、子供の鼻水を侮っていた…😢
鼻水から引き起こされる病気がある。
我が子の場合、中耳炎や副鼻腔炎になりやすく、こじらせると、なかなか治らないので、鼻水が出始めると警戒します。
中耳炎について
鼻水が出ていても、子供は鼻から耳までの長さが短く太いのと、喉の傾斜が平行に近いため、鼻や喉の細菌やウイルスが侵入しやすく、中耳炎になりやすいと言われています。
症状は…
①耳の痛み
②発熱
③耳だれ etc…
乳幼児の場合は、自分で訴えられないため、特に注意や観察が必要です。
《↓このような時は何か異変があるのかもしれない》
①不機嫌でぐずる
②耳を触る
③突然泣き始める・泣き止まない
中耳炎が悪化・重症化すると、急性乳様突起炎や髄膜炎、脳膿瘍などをひきおこすことがあるので注意が必要です。
それと、小さい頃から集団生活に入ると風邪や感染症をもらいやすく、中耳炎になりやすくなるそうです。
うちの長女は、生後3か月から保育園に入園しました。
1歳頃、鼻水を垂らしていたかと思ったら、夜中に急に叫び声をあげ、高熱が出て、中耳炎になっていたことが何度かありました。
長女は耳だれが出ないため、鼓膜に穴を開けてもらい、排膿しました。
中耳炎になる前は機嫌が悪く、急に叫び声をあげて泣きだすことがあるので、そんな時は中耳炎かもしれません。
副鼻腔炎
あと、もう一つは「副鼻腔炎」です。
「なんか鼻水が出てる~。」
そう思って小児科を受診し、内服薬をもらうも、服用してもなかなか治らない。
そのうち、「鼻水や口がなんかくさい」とか「膿のような汚い鼻水が出る」といった場合は「副鼻腔炎」が考えられます。(個人差あり)
うちは、長男が副鼻腔炎体質で、鼻水が出始めるとよく副鼻腔炎になっていました。
副鼻腔炎の場合、抗生剤を服用します。
長男は2歳~9歳頃まで、副鼻腔炎になることが多く、耳鼻科の先生には大変お世話になりました。
尚、私自身、子供の頃には副鼻腔炎になったことはありませんが、40歳を過ぎてから風邪の延長で副鼻腔炎になるようになりました。
主な症状は
・前額部から両頬の痛み(特に下を向いた時にひどく痛む)
・頭痛
・全身の倦怠感
・関節痛
・悪寒
・発熱
私の場合、市販の薬では効かないため、「おや?もしや…」と思った時は、潔く病院へ行き、薬をもらいます。他には点滴もしてもらうと、治りが早いです。
「鼻水くらい…」と個人的には思ってしまうのですが(汗)
子供の鼻水はされど鼻水!?
小児科の先生が耳の中や鼻の奥まで見てくれることがあまりないので、長引く場合は耳鼻科をおすすめします(^▽^)/
本日もお読み下さりありがとうございました✨✨