vol.112「身の丈に合わせていてもストレッチしない:『上手に話す』ではなく『役に立つ』」
土井英司さん 矢野香さん「お金持ちになるための話し方」を、先日聴講しました。
有料セミナーでもあり、「次の新刊に書く予定のコンテンツもあるのでこの場かぎりで」(矢野さん)とのことで、さわりのみ触れてみます。
◆一流のプロは 徹底している。
土井さんが話すターンで、小さな画面の中の矢野さんを注意してみていると、何度もうなずく・大きく笑う・驚く、のオーバーアクション。
「オンラインでの打ち合わせはリアルの3倍うなずく」を、お手本をかねて実践しているのだ。
一流のプロは、とにかく徹底しています。
延長して約2時間半、非常にためになる講義でした。
主観で「もっとも重要だと思ったくだり」を絞ると、
「毎回同じ話をする」
「上手に話す」ではなく「役に立つ」
「想いが熟するまで口を開いちゃだめ」
だと考えます。
「毎回飽きずに同じ話をする」、それに「想いが熟して語る」は、できていない。他者に、ピュアな情熱で語る、は苦手なことの一つです。
前段で、情熱を持って語れるテーマを整理できてないことが本質的な課題だった(と自覚はあった)。
だったけど、書く・話す・他の発信者の内容を読む・聴く、をここ1か月トライしているあいだに、かなり固まってきました。
もうすこしブラッシュアップして、言語化したらシェアします。
◆質疑タイムで聴いたこと。
「必ず質問をする男」、今回も質問しました。
「チャットか挙手発言で」とアナウンスがあり、すこし迷ってチャットを選択。
質疑タイムでの、手を挙げるまでの間(ま)、表現方法や口数(消費時間)は、"ビジターゲームかホームゲームか"で変えるようにしている。
ビジターの場合はすこし慎重に倒しています。バーバル、ノンバーバルで、謙虚な雰囲気を醸し出す感じです。
Q:話し方の上達には「実践で練習」しかない(王道以外にない)でしょうか?
A:「実践練習」しかないが、イメージトレーニングはおすすめ。実践は安全な場でやる。
上記はすごく要約しているけど、かなり詳細に、事例を挙げてアドバイスコメントを頂いた。私の質問への回答タイムがいちばん長かった(と思う)。
「他の参加者にも貢献する質問をする」「講師が話したくなる質問をする」は、明示的に意識して取り組んでいるテーマだから、まずまず収穫だったと言える。
講義終了まぎわに矢野さんが「山下さんは毎回すごいメモを取ってますよね」と触れてくださった。なんでZoomの向こうで見抜かれるんだろう?
ご推察のとおり、今回もめちゃメモしました。
なんと、500行近く、6千字以上もの、、、、
おっと。いかんいかん。
474行 6,155文字 のメモを取りました。
「事実のみを話すことが信頼される第一歩」。矢野香式では、主観の強調、曖昧にせず、数字を正確に言う。が基本です。
※当日の装いはポインテッドネクタイ【トビラ写真】
「迷ったら場への敬意を表す」「迷ったら希少性」と方針を決め、セミナーのテーマ「話し方」から、W.チャーチル。言語にこだわった・スピーチを猛練習・へんくつ・ちょっと尊大・評価のわかれた人物。
「フランクなビジネスパーソンの集まり」の場になると想像して、ジャケットはやめて、シャツにチーフとしました。
チャーチルは、紺に白ドットのポインテッドタイの近影が多く残されています。装いの師匠、政近準子さんに頂いたヒントをもとにしています。
定期的に、自分が快適な場ではなく、違和感、焦燥感を覚える勉強の場に参加することはとても重要だと思う。
昨日の参加者53名中、知っている人は1人(おそらく)。それも土井英司さんのセミナーで前にご一緒した方だったから、「ほぼアウェイの場」でした。
別の言い方をすると「ほかに参加しているコミュニティとメンバーが重ならない場」だった。良い状況だと言えます。
会社と家庭以外の学びの場をいくつか持って、かつそれらがあまり重ならないことは、大事にしていきたい。
最後までお読みくださりありがとうございます。
◇お仕事のお手伝いメニューを試行提供中。※テスト段階のため無料です。
・形態:Zoom等を用いての遠隔ミーティングを主に想定。
・対象:個人事業主の方で心理的安全性の確保された壁打ち相手が欲しい方等。
「ご案内:個人事業で提供するメニューと、提供できる価値(2024.1版)」