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vol.001「効率の悪い話。」
アウトプットして評価を得るのは効率がものすごく悪い、という話をします。
1.当ブログを振り返ってみた
昨年の5月6日から年度末(3月29日)まで、1日1記事「ペース」でブログを「投稿」していました。
それまで続けていたFacebook1日1投稿に代わる、文章を書くルーティン(俗に言うアウトプットの習慣化)のお試しです。
① 不特定の人から閲覧できて、
② かつ体裁や体面を気にせず、書きたいことを、長文で書く
という目的だと「ログインの不要な、フリーのブログ」になります。
書きたいことを書く。発信したい情報を発信する。
ただし、
③ FB投稿と同じく、仕事の内容(守秘義務に抵触すること)は書かない。単なる飲み会や愚痴、悪口は書かない。
④ FB投稿とはちがって、雑談や趣味(のみ)の話は書かない。
という制限をもうける。
④は、コストを投じて学んだこと、実際に試したこと、そこから自分の頭で考えたことだけを書く、という意味だ。
「ペース」というのは、毎日更新とまでは行かないため、空いた数日分を週末にまとめて追いつかせる、等をマイルールとして許容したから。
「書いた」でなく「投稿した」というのは、ゼロから書き起こすかわりに、これまでに書いたFBの記事のなかから、加工して再利用したから。
つまり、「ストイックに書き続ける」のが目的ではなく、「なるべく省力・短時間で回数を稼ぐ」のが目的。
樺沢紫苑さん『アウトプット大全』に、「書くなら毎日更新でないとブレイクしない」とあり、それを真似ようとしたものだ。
2.一見バカバカしいことをやる意味
もちろん、「毎日更新する=1日1回、見に来る人を増やす」という意味で、「数日分ためて投稿」だと、効果が薄れる。
しかし、「ブログを訪れた時点で、過去投稿をみると数百件の記事がある」ことには一定の効果があると思われ、続けてみた。
「アウトプットせよ」とか「行動しなさい」とは、「何もやらないよりはずっとマシなことをやりなさい」ということだと考えている。
もともと、話す、書くの両方とも下手。
放置して我慢するか、改善に取り組むかの二択しかない。
不得手なことは、練習するしかない。
そして、表現することの練習は、量、回数だ。
3.やってみた結果と分析
今回の実験のひとつに、
「無名で、追い風なしで、宣伝なしで、ひっそりと立ち上げたらどうなるのか」
があって、(ほぼ)誰にも知らせずやってみました。
結果は、
2021年2月3日(274日目)で 1万ページビューを通過
です。
1記事あたり、とか、1日あたり、でなく、総累計ページビューが1万。
詳しくいうと、
記事数 274件、累計字数 295,634字(平均1,079字)で、
ビュー 10,011、いいね 288、コメント 11件 だ。
いいね1つもらうのに約1千字。
ビュー1つもらうのに約30字。
一言でいうと、【ものすごく効率が悪い】。
世の中の、ブログで生計につながっている=プロとして認知されるクラスの人だと、1万ビューは1記事で(1日未満で)獲得する件数だ。
4.今後に向けて:何をどうするか
3月末まで約11カ月続けて、都合でしばらく空けて、この後どうするか。
(1)毎日投稿を再開する。→書くネタ、作業時間の確保の点で難がある。
(2)毎週末投稿、毎土曜日投稿、等に変更して再開する。→「定期的に、周囲からわかる法則性で更新する」ことがポイントだと仮設を立てている。
(3)過去1年分のなかから、特定のテーマにさらに絞って、編集・加筆して投稿する。→FB投稿から"勝ち抜き戦"をしたのが今のブログ記事で、そこから再度精製するイメージ。
(4)これまで書いてないテースト、たとえば、より主観の比率を増やす、1記事の長さを長くする、文章的に書く、等の路線変更をする。
感覚的には、(2)+(3)に、(4)をブレンドするのかなと考えている。
+ + + + +
たぶん、ブレイクポイントみたいなものがあるとして、効率の悪いことを継続した先にしか起こらないと思っているので、再開したりサボったりしながら、アウトプットは続けると思います。
以上、振り返りメモでした。
ということで、今日から当ブログを再開。
週1件~月1件の不定期ペースで、投稿をつづけてみます。
追記:
3月末時点で 354,909文字、327件、平均1,085字、
13,722ビュー、332いいね、11コメント