見出し画像

ラノベレビュー フェアリー・バレット-機巧乙女と偽獣兵士-

偽獣と呼ばれる化け物と人類は戦っている。
偽獣達は魔力を使うことができ、強力な偽獣には
物理的な攻撃がほとんど効かない。
人類側で魔力を使うことができるのは女性のみ。
強力な偽獣に対抗できるのは戦乙女と呼ばれる
女性達だけだった。
主人公は一二三 蓮(ひふみ れん)という名の男性で、
瀕死の状態から治療を受ける際に偽獣の細胞を
組み込んで体の一部が再生されていた。
男性に偽獣の細胞を組み込むことで魔力を使える
ようにし、人型兵器のパイロットにするという
新兵器開発プロジェクトに蓮は参加することになる。

この人型兵器がカッコいいし、何より偽獣がカッコいい!!
今後も色々な偽獣が登場して主人公とバトルアクションして
くれることに期待。
ということで続編読みたいし、たくさん絵が見たいから
漫画化して欲しいので、皆さん、ぜひ買ってください。

三嶋与夢 (著), itaco (イラスト)


ここからネタバレあり

主人公の蓮は子供のころに両親を失い、施設で育てられた
強化兵士で、感情の起伏が乏しく命令に忠実な
ロボットみたいな人物。
魔力を扱う人型兵器の開発計画はプロメテウス計画と名付けられ
計画の特殊性から戦乙女たちの拠点で行われることになった。
そこは言ってみれば女子高校で、カタブツの蓮と女子高校生達の
ラブコメ的な展開がありそうなところだが、現状は
そういった部分は少なめ。
積極的に絡んでくる女子生徒がいるのだが彼女には秘密があった。
(詳細は作品で)

蓮は人型兵器での初の実戦参加で魔力の出力が低いながらも
工夫して戦い、素晴らしい戦果を挙げることが出来た。
これまで女性しか活躍できなかったのが、このことにより
大きく変わった。これから物語はどうなって行くのだろうか?

いいなと思ったら応援しよう!