見出し画像

ラノベレビュー 異世界に放置ゲー理論を持ち込んだら世界最強になれる説1

放置ゲーとは、キャラクター(主人公の分身とか部下とか)に
大まかな指示を与えておけば自動的にモンスターを倒したり
素材を集めたりしてくれる、楽してウハウハなゲーム。
ブラック企業で働いていた放置ゲー好きな主人公は過労死して
魔物や魔術師のいる異世界に転生し、ジークと名付けられた。
この世界の魔術は体内の魔力を使って魔法陣を描くことで発動する。
魔法陣はたくさんの図形の組み合わせになっていて
図形を変えることで効果を変えたり新しい魔術を生み出したりできる。
ジークは放置ゲーみたいに魔物狩りや素材集めを
自動でやろうとして魔術の研究をする。
果たしてジークは望みどおりに放置ゲーシステムを確立できるのか?

杯雪乃 (著), フルーツパンチ (イラスト)

ここからネタバレあり

第一に放置狩りをしてくれるキャラクターを生み出す必要がある。
土魔術のゴーレムが有力候補だが魔石を消費する必要があり
金がかかりすぎる。
ということで黒魔術の闇人形を選んだ。
闇人形は細かい命令まで理解できるし、視界共有もでき、とても便利。
だが物理干渉ができないという大きな欠点があった。
この課題を解決するためジークは頑張る。
果たして夢の放置ゲー生活は実現できるのか?


いいなと思ったら応援しよう!