リベンジ
我慢強く闘うチーム
1/14から2週にわたって開催された全日本フットサル選手権 関東大会が幕を閉じました。
自分たち、バルドラール浦安セグンドは昨年の関東大会チャンピオンとして、そして関東リーグチャンピオンとしてこの大会へ臨みました。
昨年とはまた少し違った立ち位置でこの大会に臨むことになりました。
それは自分たちのスタンスというわけではなく、他のチームからの見られ方です。
昨年は県大会からのスタートで、チャレンジャーとしてひとつひとつ勝ち上がって優勝することができました。
でも今回はディフェンディングチャンピオンで今季無敗のチームを倒そうとチャレンジングに戦ってくるのを自分たちは跳ね返していかなければいけません。
チャレンジャーとしてではなく、チャレンジを受ける側として跳ね返していく力を問われたのが今大会でした。
実際に、辛抱強く戦いながらも跳ね返し続けた結果、全国大会出場権獲得と関東大会2連覇を勝ち取ることができました。
1回戦はバルドラール浦安テルセーロ(U-18)との兄弟対決、2回戦は埼玉県代表の城西大学、準決勝は栃木県代表の栃木シティ、そして決勝は今季唯一リーグで引き分けたペスカドーラ町田アスピランチ。
相手が優位性を持って進める時間がありながらも我慢強く戦って勝ち切るということがリーグ戦同様できたし、リーグ戦とは違いPKや延長もある一発勝負の中で、すべて前後半40分の中で決着をつけることができたのは、リーグ戦での成功体験が自分たちに勇気と自信を与えてくれたからだと思います。
全国大会出場権を得て
去年の準決勝でFC NAKAIに勝って全国大会行きを決めた時は達成できた安堵感と喜びとで決勝戦がこの後あるのにめちゃくちゃ泣いて涙腺がぶっ壊れていた菊池ですが、今回準決勝を勝って全国大会行きを決めた時は安堵感はありましたが、前回ほどの感情の昂りはなく、妙に落ち着いててビックリしました。
その根源にあるのは、やっぱり去年の全国大会の悔しさと、そのリベンジというひとつ先の目標があったからなのかもしれないと思いました。
簡単なことではないけど、全国大会に出ることを当たり前にできるチームになれたら、それはその時に在籍していた選手にとっても、バルドラール浦安の未来にとっても必ず明るいものになると思います。
小さくて大きな一段の階段
2019シーズンの関東リーグ最終節のリガーレ戦以降、公式戦の出場がずっとありませんでした。
キーパーというポジジョンの特殊性で、ひとつしかないポジションを争う中で、一度そのポジションが固まってしまうとなかなか変わることがないポジションです。
今季に関しては開幕前のケガと、チームの結果が出続けている状況で、敢えてキーパーを変えるという選択肢を持たせられるほどのパフォーマンスを見せることができなかった自分の力不足で、ここまで出場機会を得ることができませんでした。
そんな中、決勝のペスカドーラ町田アスピランチ戦で出場機会を与えてもらいました。
残り1:35から出場し、ボールに触れたのは一回だけではありましたが、久々のピッチの緊張感と楽しさを感じることができました。
ピッチに入る前に選手、ベンチにいるスタッフみんなが送り出してくれて、対面のスタンドにいるメンバー外の選手たちがめちゃくちゃ拍手してくれるのが目に入って、スタンドからも温かい拍手が聞こえてきて。
このご時世、声を出して応援はまだできないけど、メッセージ付きの拍手のように感じて、めちゃくちゃ力になりました。
この温かすぎる拍手は多分一生忘れないです。
ありがたいことに今年は地域CLに選手権の全国大会と公式戦はまだまだ続きます。
残りの試合、もっとプレータイムを伸ばせるように引き続き頑張ります!