こしらの集い(20年11月2日)
■演目
一、 天狗裁き(こしら)
~休憩~
一、 二番煎じ(こしら)
■所感
秘密倶楽部。
影の組織と化していた潜伏期間を経て今月より一般席を一部開放。久し振りに両隣のいる環境で教祖様の有難い御託宣を御伺い出来る幸せに打ち震える。恒例の「新型コロナウイルス接触確認アプリ」での『接触者無し』確認=開会宣言からのフリートーク。今月も来年の年間予定話、(馬鹿には見えない)指定席、もぐもぐかしめさん、未来を担う若旦那、アイデアコンサル業 等々……盛り沢山。
一席目「天狗裁き」。
相手が豹変するトリガーが面白く、序盤の気付きからの中盤以降の分かっているが故のニヤニヤが楽しい。謎の女の正体や如何に⁉と頭の中を散々掻き乱された後の……天狗。あの天狗が最高だった。冒頭の点と終盤の点が繋がり線になった瞬間、その理解が、という流れも面白かった。
休憩中の北海道修学旅行話で中年の郷愁場と、確認ホイホイの謎にゲラゲラ笑いつつ、二席目「二番煎じ」。
夜中、外をホッツキ歩ける身分の方々とは……という注釈を入れた上で登場する癖が強い面々。家に、社会に居場所や役目が無くなってしまった人生第四コーナーの方々が社会生活での立場や言動を引きずりつつお互いマウントを取る姿にザワザワする。映画「龍三と七人の子分たち」のような年寄りが故の知恵や狡さが面白い。特に番屋の中で活躍する某所のOBが出す秘密道具のワクワク感、マウントを取られた側の虐げられる姿と逆襲が楽しい楽しい。
来年も年間予約(指定席)。とりあえず21年12月までは予定が埋まった。
以上