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実家に帰れるのはいつだろうか
おれはあまり時事ネタには、敏感にならないようにしているのだが、今日はコロナのことを少し書かせていただければと思う。
23歳のおれは、たぶん21歳のときから丸2年間実家に帰っていない。生まれも育ちも生粋の岩手県人だが、祖父母、また91歳の曾祖母も実家にいるのでやはりこのコロナ禍では帰省することができない。
大学も4年生の夏頃から、帰っていないような気がする。4年生の春休みには世界はパンデミックの混乱にいて、とてもではないが卒業旅行なんてできる空気感ではなかったし、新卒で入社してからも会社のひとと仕事終わりに居酒屋になんて行くこともなっかた。
さて、そんな今日はコロナの感染者が3000人を超えて過去最多の感染者数を記録してしまった。おれが住んでいる区も徐々におれたちの年代までワクチンが打てるようになってきた。そういえば、そろそろワクチンの予約しなきゃと思って、PCで予約をしようとしてみたが、8月一杯は全く埋まってしまいるようだ。まあ、今更になって摂取の権利を得たからといって焦ってがめついても仕方ないと思って今日はいったん諦めることにした。
おれの近くでもコロナになった人が何人かいて、PCR検査も何回か受けた。まあ、確率論的にいえば、毎日のように電車にも乗っているし、いつ感染しても、また濃厚接触者に指定されてもおかしくない地域に住んでいると思うので腹はくくっているから、すぐにワクチンが打てなくてもまあ、正直焦っているわけではないが、いつになったら実家に帰れるのか、それだけが心に引っかかっている。
おれが生まれたときには60代だった曾祖母も、もう91歳。祖父母も農業に勤しんでいるため、曾祖母は月のおおよそを病院で過ごしている。
先週銀座で、地元の友達と飯を食ったが、そのときに曾祖母が、このような状況であることを話たら、幼少期のときの記憶はやっぱりとのままストップしているようで、あのおばあちゃんがいまそんなになったの、とひどく驚いていた。
おれは、おれたちがガキからいま仕事をさせてもらっているんだから、時代が一個スライドしたってことなんだよ、と話したがあまり腹落ちはしてない表情を浮かべていた。
まあ、曾祖母のこともあるし、ワクチンを打ってあるていどセイフティな状況になったら1回は帰らなきゃなと思っている。