ボランティアについて
少し目にとまった文章があったので今回はそれを元にお話。
ボランティアとは、あくまで自発的で利他的な行為であることが重要です。なので「入試で有利だから」となった途端に、自ら進んで公共奉仕を行うといった理念が色あせてしまいます。
私益のためボランティアを行うのは、純粋な主体性から取り組んでいる人に失礼ですし、ボランティア自体を冒涜(ぼうとく)する行為だと私は思います。
eポートフォリオによる「主体性」の評価は、若者の純粋な「主体性」や「自発性」を奪い取る危険性があります。ですので私は、多くの人にこのeポートフォリオの問題点に関心を持ってもらい、高校教育や大学入試から取り除いていけるよう働きかけていきたいと考えています。
(eポートフォリオについて文部科学省が運営許可を取り消した、その半年ほど前に反対派の方が書かれた文章から抜粋。)
ポートフォリオの議論についてはひとまず置いておいて
今回、少し書きたいなと思ったことはボランティア活動というものに対する姿勢
「進学や就職に有利」だからボランティアをする
「罪滅ぼし」の為にボランティアをする
よく耳にする発言だが
上記の記事の通り、その様な私益目的でボランティアを行うという考え方にはやはり個人的に疑問を感じるし、また「ボランティアじゃないんだから」といった発言も個人的にとてつもなく失礼な発言だと考えていて、これらには怒りさえ感じることがある。
ボランティアというものに対して、参加したいと言うことは非常にありがたい事だが、ただ同時にもっと‘’根本的な理念‘’について発信していかなければならないとも考えている。
今後はそのようなことも記事にまとめていけたらと考えています。
メイン写真は姫路の風景です。
休日久しぶりに買い物に出かけた際、撮影しました。