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大人になれない負け組

「負け組」
今の自分を的確に表してる言葉なのではないだろうか。

不幸かと言われたらそんなことはない。

そこそこハマってる趣味もある。
仕事だってもちろん人並みに不満はあるけどすぐに辞めたいほどでもない。同期や友人と飲みに行くことだってある。

それなりだ。

そう。
それなり。ほどほど。可でも不可でもない。

これが一番問題なのだと思う。

つまらない。

周りはどんどん大人になっていっている。

学生の頃から目を輝かせて話していた仕事に就職し、その中で転がり込んできたチャンスを掴んだ大学の友人。

昔趣味で知り合った子は、今でもプライベートを軸に充実させた日々を送っている。

仕事や他のことはうまく割り切りながら、着実にパートナーとの結婚への道を歩んでいる知り合いだっている。

学生のときに出会い、当時はお互いにもがきながら苦しんでいた人は、今も必死に夢を叶えようと泥臭く頑張っている。

みんないろんな形でそれぞれの道に進んでいる。
大人になっている。
そんな人たちを横目に見ながら、ぼくはどこにも向かうことができていない。

彼ら、彼女らと対等に向き合って笑い合える気がしない。

社会人になって1年と少し。
ぼくは何をしていたのだろうか。

「こんな大人にだけはなりたくない」
学生のころそう思っていたはずの大人になっている。

大人と子供の狭間で足掻いているという訳でもなく、ただただ燻ってるだけ。
土俵にすら立てていない。

何となくと過ごしてたら
立ち止まっていたら
自分と向き合うことを放棄してたら
気付いたら時間が経っていた。
ただそれだけ。

何も行動していない。
何も決断していない。

24歳。

大人になれない負け組だ。

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