社会科授業 ぷちアクティブラーニング
講義形式の授業で、同じようなことの繰り返しになっているときにオススメのぷちアクティブラーニング。授業の中でも短時間でできるので取り組みやすい。
ただアクティブラーニングの中では、人間関係における課題が表にあらわれやすいです。このような活動では教師からの声かけも大切になってきます。
【間違い探し】
①人物や事柄について書いてあるプリントを掲示する。
②「この説明には間違いがあります。全て見つけて先生まで持ってきて下さい。」
③全て間違いを見つけた人は、先生になる。全員が先生になれるまで行う。
【みんなで暗記テスト】
啓蒙思想の人物と唱えた説を覚える。など暗記の時間も作ります。
全員起立して、いろんな人とテストをしあう。3人からサインをもらったら座る。全員座れたらOK!
できた人も教えてあげたり、問題をだしたり、全員で合格を目指します!
【ロールプレイ】
ブラジルに住む先住民と熱帯林を開拓し農地を広げたい農家など。
教師が作ったシナリオを2人1組になってロールプレイを行う。その後、その役の立場になって課題を考える。交代して行う。
最後は第三者の視点でお互いにとってメリットになる案を考える。
【ランキング作り】
奈良時代の税で農民が大変だと思ったことをランキングにしよう。
江戸時代の改革のうち成功だと思う改革をランキングにしよう。など
ランキング作りを通して生徒自身のその事象に対する理解が深まる。
必ず理由も書き、別の生徒に説明を行う。
理由についても「〜字程度で」と指定することで、単なるランキング作りではなく、きちんと理解した説明を求めることができる。
一人で難しい生徒は、他の生徒の意見を聞きながら理由を作ってもよい。
【人間関係を広げる】
アクティブラーニングは、そのままにしておくと仲の良いグループで固まりがち。
「仲の良い子と活動するのは悪いことではないけれど、できれば人間関係を広げた方が新しい考え方に出会えて、自分の成長につながるよ。」
と話すと、頑張ってくれる生徒も多い。