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博物館展示論レポート2023年度
「歌川国芳の浮世絵作品に迫る~擬人化表現に着目した特別展の全貌~」
◇はじめに
京都にゆかりの深い人物を中心に、エジプト、ミュシャ、ジブリに至るまで、様々なテーマの特別展を開催している、京都文化博物館。もとは日本銀行京都支店として使用されていた別館の北側に、新しく建てられた鉄筋コンクリート造地上7階地下1階の建物が、当館の本館として利用されている。今年で開館35周年を迎えるなか「もしも、うちの猫が人のように話したら」といった問いかけのもと、猫の擬人化作品と、作者である歌川国芳を中心に、江戸時代の擬人化表現の面白さと魅力に迫ろうとする取り組みに着目し、京都文化博物館と特別展「もしも猫展」を選択した。
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