Case1:日本の家庭用電球の市場規模はどのくらいか?
コンサルや商社の面接で最近よく出題される「ケース問題」。
今回は上記の問題でフェルミ推定を練習しようと思います。
「自分の解答(6分)」
結論:1300億円
導出過程:
電球の市場規模=電球の消費数×電球の平均単価
市場規模は年間、平均単価は2000円とし、また電球の消費数を(家庭のストック数)/(耐用年数)と定義した。
日本の世帯数は1.2億人÷3(1世帯当たり平均3人とした)=4000万世帯
2人以下の小世帯を全体の40%、3人以上の大世帯を60%とし、それぞれの電球数を5個、10個とすると、
電球の消費数=(4000万×0.4×5+4000万×0.6×10)/(耐用年数5年)
=6400万個
よって、年間市場規模=6400万×2000≒1300億円
「反省点」
・時間の都合上、電球の種類による耐用年数の違いまで考慮できなかった
「模範解答」
市場規模は1062億円!
結論だけで言えば、まあまあ近かった^^
ただ過程はやはり違いました。
世帯の大小は区別せず、1住宅あたりの電球数を13個としていました。確かに自分の解答では少なすぎたかも。笑
また、反省点の通りで電球のうち、80%を蛍光灯、20%白熱電球としていて、それぞれの寿命を3年、1年と見積もっていました。
あとは値段で、蛍光灯が500円、白熱電球が250円としていました。自分の見積よりもずいぶん安かったですね笑
実際に、家庭用電球の市場規模は年間で1000億円程度だそうです。
電球について詳しくなりましたね。
参考文献
・大石哲之(2009)「過去問で鍛える地頭力」,東洋経済新報社
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