パーミッション青眼の可能性

おはこんばんにちは。TAISHINです。今回はパーミッション青眼について書いていこうと思います。今回のKCカップでかなりカウンター罠ガン積みのデッキ、特に輪廻デスペラードが流行りましたね。堕天使メタとしてかなり猛威を振るったそうで(知らんけど)。という訳で流行りには乗ってこうと思ってパーミッション青眼を組んでみたのでそれを紹介していこうと思います。

１.パーミッション青眼とは

パーミッション青眼とはその名の通り、カウンター罠で妨害を構えつつ青眼を出して殴り殺すデッキです。一昔前に流行ったバランス看破真紅眼を彷彿させるようなデッキですね。このデッキの強みは昨今で流行っているモンスター効果を中心とするデッキに強くなった点です。例えば苦手とするデスペラード。ハンド誘発のこいつに輪廻か摂理を白石コストで叩き込めば無効にしつつ青眼モンスを場に出せます。また堕天使にもある程度有利盤面を作り出すことができる（勝てるとは言ってない）のも強みです。バック除去は霊龍が受け持ってくれているので問題ありません。弱点は事故です。あと相手が効果を発動しないとこちらも動けないという点もですね。それを念頭においたプレイングと相手のデッキがパーミッション系なら効果を使わなければこちらが一方的にボコれます。覚えておきましょ。

2.キーカード

輪廻のパーシアス

最強のカウンター罠の１枚です。どんなカードかと言うと手札のカウンター罠を見せて"手札を１枚捨てて"1000LPをコストにモンスターの効果・魔法・罠の発動を無効にし、デッキバウンスしてからパーシアスモンスターをSSするというやつです。３種類のコストを要する超きちいカウンター罠ですがその性能は破格です。手札にカウンター罠を保持しておく必要があるので、運用はかなり難しいですが、決める時ができた時の破壊力はすさまじいです。ここでハンドコストの点ですが、これは必ずしもカウンター罠を捨てなければならないというわけではありません。ぶっちゃけなんでもいいです。青眼デッキではここに着目します。白石捨てたら強くね？となりました。もともと神の摂理や天罰などとのコストで無効にしつつ青眼モンスを展開するという動きは前からありましたが、このカードの場合はパーシアスと青眼モンスの２体が並びます（決まれば）。さらにスキルは粉砕でパーシアスは貫通持ちなので相手からしたらたまったものではありません。さらにパーシアスはレベル８のシンクロモンスターなので、白石とシンクロしてヴァーミリオンを出すという動きもできます。このようにハンドコストを要するカウンター罠は青眼とは相性がいいです。このカードの注意点は無効にした相手のカードが効果発動時と効果処理時で場所が異なる場合は、デッキバウンスができずパーシアスモンスを出せない点です。例えば、ADチェンジャーのように効果発動時（墓地）と効果処理時（除外）のような場合です。効果を無効にすることはできますが、デッキバウンスができないため、パーシアスモンスを出すことはできません。ここ注意←

王者の看破

リミ１に入っているやべぇやつです。バニラが場にいないと発動できませんがその分、コストを必要とせずパーミ性能も強力です。こいつはモンスのNS・SS、魔法・罠の発動を止めます。こいつのみがハンドにあってコスブレ１体しか展開できない場合に敢えてコスブレを青眼にするというプレイングを稀に行います。はやくリミット解除されんかな。

神聖騎士パーシアス

輪廻から出す用のパーシアスです。こいつのおかげでメインデッキを圧迫しなくて済むので大助かりです。貫通持ちで相手の表側モンスの表示形式を変更する効果を持っています。これにより、横にし粉砕付きでぶん殴る動きがばり強いですね。しかもバックは上手くいけば霊龍で除去できているので邪魔される心配もあまりありません（ガン伏せ相手には立ち回りでどうにかしましょう。）

３. デッキ紹介

それではデッキレシピの公開です。最初に組んだ型がこちらです。

こちらが最初に組んだデッキです(EXデッキは以降も同じです)。カウンター罠8枚体制のデッキです。最強の動きをしつつ盤面を制圧していく形でゲームを進めます。しかし、輪廻が無いときまたは輪廻・摂理はあるけど白石がないというときはあまり強くありません。しかもコストが白石以外、特にコスブレだとただのディスアドになってしまいます。なので如何にアド損をしないムーブをするか試案した構築がこちら。

アド損を防ぐ伝説の白石+ブルーアイズモンスターをコストにしてもすぐ活用できるように轟咆を1枚採用した型になります。さらに摂理も増やしてカウンター罠9枚体制にしました。しかし、伝説の白石の枠が異常に弱い。+ 相変わらずコスブレが邪魔な時がある。カウンター罠が足りねぇってなるときもまだある。その結果、この構築からさらに練った構築がこちら。

魂のコスブレ1枚構築。輪廻・摂理のコストにならないコスブレは来たら強い枠のピン差し。そして伝説の白石の枠は壁でもアタッカーでも運用できる曙光の騎士に落ち着きました。そしてコスト要員は太古3、霊龍3、青眼2の8枚体制。轟咆の枚数はもしかしたら2枚でもいいかもしれません。エネコンも引ければ強い枠だったのでいっそのこと抜きました。最後に手札誘発・墓地誘発に強い透破抜きを１枚採用しました。また20枚構築のカウンター罠9で初手にカウンター罠が2枚ある確率が約62%、21枚構築のカウンター罠10の場合は約66%なのでこちらの構築になりました。コスブレと曙光以外の8枚をハンドコストに費やせるので輪廻・摂理が使いにくいということが少なくなりました。よって白石+カウンター罠という布陣も敷きやすい構築になりました。

4. 最後に

いかがだったでしょうか。パーミッション青眼デッキ。デスペラードに言ってやりたいですね。カウンター罠はお前たちの専売特許じゃねーぞと（パーミッション天使涙目）。しかし、まだまだ改良点は見られると思うのでもっと煮詰めて行こうと思います。ご拝読ありがとうございました。